- 加藤 一枝
- 晴ハレ住環境設計 所長
- 愛知県
- 建築家
対象:住宅設計・構造
地元材で建てた普通の数奇屋二世帯住宅(実家) 内観5
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今では新築工事の1割以下にしか採用されない現場施工の浴室です。
浴槽は、ホーロー製。エプロン部分は、御影石。壁は、ヒノキ板張です。
床は、滑りにくく冷たさを感じにくいとされているタイル張。
採光・通風のよい場所に浴室を配置し、常時、乾燥しやすい環境にあるため、
ヒノキ板にもカビが生えていないようです。カビは万病の元ですので、要注意です。
掃除がラクと言われるプラスチック製品も、条件が整えばカビは生えますので気を付けましょう。
庭を眺め、風を感じ、木や石の香り・素材感を楽しむことのできるお風呂の時間は、
一日の疲れを癒す最高の場所でしょう。
また、現実的な問題として、小さなお子さんやお年寄りは、入浴の前後に用を足したくなるようですので、
浴室の隣の脱衣場に便器を設置してみました。狭くなるので扉なし。これで安心です(笑)。
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