地元材で建てた普通の数奇屋二世帯住宅(実家) 内観4 - 写真・作品 - 専門家プロファイル

加藤 一枝
晴ハレ住環境設計 所長
愛知県
建築家
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八畳の和室に、美の空間である床の間・床脇の棚と一畳の付書院のある座敷空間です。
このたった一畳の付書院があることで、とても奥行と広がりを感じることができます。
明り障子の外側には縁側があり、奥の庭へと繋がっています。
時々刻々と変わる日の光は、室内に豊かな光と陰を創出してくれます。当に、陰翳礼讃・・・。
普段は使われていない空間、足を踏み入れない空間、お客様が来られた時にすぐにおもてなしできる空間、
子供がお父さんにお説教される特別な空間(笑)・・・。
応接空間として、普段はシンと静まり返っている神聖な空間も、清らかな心の拠り所として大切な空間
ではないでしょうか。
外国生活を永らくされてきた方や、外国人のお友達の多い国際人の方ほど、その価値を認めて下さるようです。