- 浜田 幸康
- P.D.S.アーキテクツ
- 東京都
- 建築家
対象:住宅設計・構造
広間という考え方
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LDK+個室で説明してしまうライフスタイルに疑問を感じることがたびたびあります。
日本の伝統的な住宅の形式で、広間型形式というスタイルがあります。
簡単に説明すると、昔の農家(民家)の土間につながった囲炉裏のある板の間のことで、
家族の生活の中心で、家事やだんらん、食事の場として使われてた場所のことです。
リビングダイニングと言うよりは広間と言ったほうが、
日本人のライフスタイルや家族関係にしっくりくる場合が多いと思います。
この住宅では、広間を家の中心に設けて、各世代のスペースや、水回りやテラス台所をその周辺に配置することで、
空間的にも機能的にも広間をこの住宅の中心に位置づけました。
広間にいると、家族の気配が伝わってきて、ここが家の中心であるということが感じられます。
詳しくは、
http://www.pdsarchi.com/works/house/10/index.html
をご覧ください。
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