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- 日色 雄一
- 傳統醫學硏究所 日色鍼灸院 院長 医学博士 世界医学気功学会理事
- 神奈川県
- 鍼灸師
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対象：心と体の不調
委中穴の刺し方
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石先生曰く、脳血管障害に伴う下肢の麻痺には「委中」という経穴を用いる、と。
「腰背委中求」という言葉の通り、腰背部における症状すべてに「委中」を用いるといいとのこと。
しかし、俯せの状態で鍼をしても「委中」を最大限に生かすことはできない、と付け加える。
それでは、どうしたらいいか?
仰向けの状態で「刺し手」と反対の手で患家の下肢を持ち上げ刺鍼する。得気すると下肢が跳ね上がるので、術者はしっかりと下肢を固定する必要がある。このように刺してこそ、治療効果が上がるそうだ。
「鍼は効かすもの」という言葉を聞いたことがあるが、普通では思いつかないコツを教えていただいたのであった。
ちなみに中央で綿花を持っているのは石先生の秘書、馬先生。
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