復習の仕方で差がつくのです - 各種の子供の教育・受験 - 専門家プロファイル

後藤 高浩
株式会社ジー・エス 代表取締役
東京都
塾講師

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対象:子供の教育・受験

藤原 文
(行政書士)

閲覧数順 2016年12月08日更新

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復習の仕方で差がつくのです

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教育 勉強方法

塾に通っている場合は、家での復習が重要です。授業中や宿題などはみんな一生懸命取り組んでいますし、そこではあまり差がつきません。家に帰ってからその日のうちに、あるいは翌日余裕を持って(塾に来る前に慌ててやるのはダメだということ)どのくらい取り組んでいるかが勝負なのです。
復習というのは、簡単に言うと「授業でやったことを、次の授業までにできるようにしておく」という作業です。ここで2つポイントがあります。1つは、「次の授業までに」という部分です。ということは、講習会の場合は毎日授業があるので、その日のうちに欠かさずやらないといけないわけです。2つ目は、「できるように」という部分です。ただ何となく理解できただけでは足りないのです。テストで同じような問題が出てきた時に、点数を取れないと意味がないわけです。その点検のために確認テストを行うわけですが、確認テストで苦労しているようでは、復習をしたうちに入りません。偏差値テストや、入試問題の中で出てきた時に、点数を取れるか?という視点も必要になってきます。
そのためには、勉強の絶対量と繰り返しの取り組みが必要です。特に、漢字や計算、英単語等は、日々の習慣になっていないと力はつきません。

特に講習会に入ると、復習が下手な生徒が苦しくなってくるわけですが、大きく分けて2つのタイプがあることに気付きます。1つは、自分が「分からない」「できない」ことが気にならないタイプです。授業中はひたすらノート写しマシーンと化し、自分で理解して解こうという意識があまりなく、ホワイトボードを機械的に写すことに一生懸命です。一歩譲って、授業中は時間が足りなくて写すだけで精一杯になってしまった場合は、家に帰ってから自分でじっくりと再度考えてみる時間が必要ですし、それでも理解できなければ個人的に質問する等アクションを起こすべきなのですが、このタイプの生徒はあまりそれが気になりません。確認テストでボロボロの点数を取ってから、「実は全然分からなかった…」みたいなことを平然と言ってしまいます。このタイプの生徒のもう1つの特徴は、あまり意味のない「復習ノート」を作成することです。授業のノートとまったく同じノートをもう1冊複製していたりする場合があります。要は、形を整えることに頭が行ってしまっていて、自分の手で点数を取れないと意味がないという認識が持てていないことが問題なのです。だたし、これは生徒だけの責任ではないかもしれません。塾の指導力の問題もあるでしょう。

復習が下手な生徒の2つ目のパターンは、効率・要領が悪く、時間をかけずきてしまっている生徒です。「復習に時間をかけろ」というと矛盾しているように感じる方もいるかもしれませんが、「過ぎたるはなお及ばざるがごとし」なのです。このパターンにはまっていると、生徒も保護者の方も「頑張っているのに…」と感じていることが多いため、より深刻かもしれません。

このパターンかどうかを塾の教師が見抜く方法があります。宿題を、「授業の前に」質問に来てしまうのです。ご家庭では、「宿題ができていない(分からない)から塾に行きたくない」と言っていたら要注意です。簡単に言うと、宿題が100%完璧にできていないとダメだと思い込んでいるのです。学校の宿題レベルならそれでいいと思いますが、入試レベルを意識した勉強でそんなことができるわけがありません。(それができるのであれば、塾に通う必要がなくなります) 一生懸命に取り組んだのであれば、できたところまでノートに残しておいて、後は授業をしっかり聞いて理解すればいいわけです。それでも理解しきれなければ、個人的に質問に行くなり、個別フォロータイムを利用するなりして、解消してもらえばいいでしょう。さぼったのか、必死に取り組んだけどできなかったのかは、塾の教師が見れば分かります。

復習の適正時間については科目や単元によっても異なりますが、私は宿題も入れて、授業を受けた時間の半分~2/3程度、最長でも授業時間と同じところまでだと思います。つまり、講習会で3時間授業を受けたのであれば、家で1時間半~2時間で復習を完了するのがベストで、どんなに時間をかけても3時間までです。もし、それ以上の時間をかけて苦しんでいるようであれば、塾が子どもに合っていないか、よっぽど復習の仕方・勉強の仕方が下手なのです。今すぐに、勉強の仕方を見直す必要があります。

 

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