- 松下 雅憲
- 株式会社PEOPLE&PLACE(ピープルアンドプレイス) 代表取締役
- 東京都
- 店長育成・販売促進ナビゲーター
対象:人材育成
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話が長い上司・・・
最初は、話を聞こうと言っていますが、いつのまにか説教モード全開!
相手は何も知らない
相手は何も解っていない
相手はこう考えているに違いない
相手の考えはおかしい
だから、
自分が教えてやらねばならない
自分が理解をさせないといけない
自分は相手の考えが解っている
自分が正しい考え方を教えてやらないといけない
話が長すぎて、相手の話を聞く暇のない上司は、ほとんどこういう風に考えています。
私が参加した、ある会議でのことです。
あるマネジャーが、担当エリアの業績について報告を始めました。
このエリア。目標が未達で、色んな問題を抱えていました。
必然的にマネジャーの報告は、言い訳が中心の暗い話になってきました。
私達参加者も、これ以上聞くのは辛いなあ~と感じ始めたその時です。
「もういい。君の話は言い訳だけだ。この先どうするかを聞きたい。」
と、部長が言ったのです。
なるほど、今後の計画を聞くんだな、と、思ったのですが・・・
しかし、「聞きたい」と言いながら、部長は説教モードのスイッチも入れてしまいました。
そこから約1時間。なぜ出来ないのか?のお話し。
更に1時間、こうしたら出来るはずだ!のお話し。
更に1時間、会社としてこうしなければならない!と言うお話し・・・・
が続きました。
まるで、最初から準備したいたように(笑)
話の長い上司は、最初から話す気満々です。
これは、「話したい」と言うことよりも、
何も知らない
考え方が間違っている
だから上手くいかない
そう言う私達に対して、
上司として、指導しなくてはならないという気持ちが強すぎるからなのです。
しかし、こう言う上司は、肝心なことを忘れています。
部下の結果だけを見て、部下の考えは何一つ聞いていないのです。
結果が間違っていたり、芳しくなかったりすると
考え方まで間違っていると思っているのです。
相手の考えは、聴かないと解りません。
結果が間違っているのならばなおさらです。
まず聞く。
いえ、まず聴く。
それも、相手のとの会話の時間の8割は聴く。
残りの2割を使って、8割で聴けなかったことを質問する。
10割全部上司の話は不要です。
「上司の考えを解って欲しい」の前に「部下の考えを理解する」
その為に、相手の話を全部聴いてから、質問だけをする。
すると、相手の立場、相手の事情、相手の気持ちに近づき、立って、寄り添える、のです。
必ず出来ます。
是非やってみて下さい。
※ちなみに・・・この話の長い上司って、以前の私のことです(笑)
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