- 松山 陽子
- 株式会社 生活設計FPワーク 代表取締役
- 大阪府
- ファイナンシャルプランナー
対象:生命保険・医療保険
- 岡崎 謙二
- (ファイナンシャルプランナー)
医療保険に夫婦そろって入りたいという相談があり、適切と思われる保険を紹介しました。
ところが、告知書の段になって奥さまが「実は先月から不妊治療を始めました」。
検査を受けても原因が見つからないので、基礎体温を付けたり、日常生活の指導をしてもらったりしている程度とのことですが、それでも保険引き受け条件に制限がつきます。
具体的には、妊娠・出産に関する手術や入院には給付なしという制限です(帝王切開や切迫流産など。正常分娩は、最初から給付がありません)。
もともと奥さまは、某生命保険(医療特約付き)に入っていましたが、それは不妊治療前からなので、こうした制限はありません。
こんなときには、多少保険料が高くても、以前から入っていた保険を継続した方が無難です。
保険を見直す場合、従来の保険を解約するのは、必ず新しい保険の引き受け条件を確認してから。急いで解約しないようにしてくださいね。
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