![松下 雅憲](https://d32372aj5dwogw.cloudfront.net/home/profile/front/html/img/professional/ll/1324433554.jpg)
- 松下 雅憲
- 株式会社PEOPLE&PLACE(ピープルアンドプレイス) 代表取締役
- 東京都
- 店長育成・販売促進ナビゲーター
対象:人材育成
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「答えは相手の中にある」そして、「相手と自分は違う」と言う事をお話ししてきました。
(それが昨日のお話)
今日は、三原則の三つ目、
「相手は成長を望んでいる」です。
これも、よくあるギャップです。
例えば、
「やる気が無い」「本気を出していない」「何も考えていない」「まじめにやっていない」
相手に対して、こう感じる事があります。
これらは、本当は、
「やる気が無い」→「やる気が表面化していない」
「本気を出していない」→「本気の気持ちが表に出ていない」
「何も考えていない」→「考えすぎている」「勘違いをしている」
「まじめにやっていない」→「緊張感の出し方が解らない」「見えない所でやっている」
と言うことなのです。
むしろ、あなたの方が相手のやる気を、阻害しているのかも知れません。
それでも、
「どうしても、やる気がある様に見えない」
と、言われる方がいます。
確かに見えないのです。(多分私にも見えません(笑))
しかし、それでも「相手は成長を望んでいる」のです。
ですから、「本当はやりたい」「本当は顔晴りたい(頑張りたい)」のです。
それが証拠に、「がんばってるね」と声をかけてみて下さい。
「がんばれよ」ではありません。
「がんばってるか?」でもありません。
「がんばってるね」です。
「がんばれよ」と「がんばってるか?」は、相手の事を見ていません。見なくても言えます。
「がんばってるね」は、相手を見ていないと言えません。
ですから、「がんばってるね」と言われると、ものすごく嬉しいのです。
これが本当の期待感です。
期待されている事を感じると、人は顔晴れます。
逆に期待を押し付けられると、人は強いプレッシャーを感じます。
一度やる気のなさそうな相手をよく見て「がんばっているね」と声がけしてみて下さい。
「相手は成長を望んでいる」と言うことが見えてくるはずです。
「答えは相手の中にある」
「相手は自分とは違う」
「相手は成長を望んでいる」
この三つの基本原則を踏まえる事が出来たら、
相手の立場に立つためのステップに踏み出す準備は、整っています。
まあ、だまされたと思って、この三原則に従って相手を、見つめて下さい。
少し、いつもと違った相手が見えてくるはずですよ。
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