![岡本 興一](https://d32372aj5dwogw.cloudfront.net/home/profile/front/html/img/professional/ll/1138_1224355752.jpg)
- 岡本 興一
- ウィジット株式会社 代表取締役
- ITコンサルタント
対象:ITコンサルティング
ある日、銀行から詐欺メールに注意しましょうという内容でメールが届きます。
「安全のためにあなたの口座を停止しました。」
と記載されています。
続けて、「口座を使いたければ、下記に電話をください」と記載しています。
このメールを読んでドキっとした受信者は、記載されている番号へ電話をするわけです。
この詐欺メールの凝っているのは、銀行の名前や住所が全て本物であること。
唯一偽の情報は、電話番号なのです。
この番号へかけると、
「この電話で、個人情報をお聴きすることはありません」
というアナウンスが流れ、安心感を与えます。
しかし、これが落とし穴なのです。
この後、口座番号と暗証番号を聞かれます。
最近の詐欺メールは、本等に巧妙です。
人の心理を研究しつくして作られている。
まずは、不安をあおり、すこし安心させたところで、情報をとる。
この場合は、きっかけはメールですが、電話で対応するという点で、従来とは異なります。
詐欺メールは、金銭を狙っていることが増えています。
それだけ、悪質で巧妙です。
確実に相手のことを信頼できない場合、信頼するために必要な情報が手元にない場合、決して重要な情報を出してはいけません。
相手が本当に銀行なのかどうかを見極めなくてはならないのです。
まさか自分にはそんなことは起きない。
皆さんそう思われているかもしれませんが、明日は我が身です。
正しい知識を得て、自分自信で防御しないと、大きな間違いをしかねませn。
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