終わりの無い要求～モラルハラスメント

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モラルハラスメント被害　
女性の離婚専門板橋区の女性行政書士　
東京よつ葉法務オフィス
モラハラ行政書士のちえぼぅです

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モラハラ夫による妻への支配や

コントロールには、際限がありません。

妻の生活面全般についての支配。

・家事は午前中に終わらせろ！

・家計簿だけではダメだ！レシートも全て出せ！

・お前（妻）の友達と会う必要はない！

・洋服なら持ってるだろ、新しく買う必要なんて無い！

必要かどうかは俺が決める！

（と言いながら、自分は新しい服や靴を買う）

・もっと料理も節約して作れ！

（と言いながら自分は外で飲み歩いたりする）

・交通費が勿体無いから歩けばいいだろ！

（と言いながら自分は車やタクシーを使う）

・実家に帰る必要なんて無いだろ！

（と言いながら自分の実家には帰る）

・家事は完璧にやれ！

・子どもの事はお前の仕事だろ！

とにかく、要求は多岐に渡ります。

要求はどんどん積み重ねられ、

そしてその要求の困難さもどんどん高くなって

行くのです。

限られた中、必死に日常の家事や育児をこなす妻に、

「まだ足りない」

「ここが出来ていない」

「なんでもっと要領よく出来ないんだ！」

と、

責められる事ばかりで感謝などされません。

そもそもモラハラ夫の要求は、

その要求自体を満たす事が目的ではありません。

要求する事の真の目的は、

妻を翻弄し、支配下に置き続ける事。

ですから、

夫の要求のままに行動し、その要求を

満たした所で

夫は満足する事も「ありがとう」を言ってくれる事も

ありません。

モラハラ夫からの終わりの無い要求は、

妻をどんどん疲弊させ、すり減らし、

やがては妻を壊してしまいます。

それでも妻は、「気付く」までは、

その辛さや疲労感、体調不良についても

夫のせいだとは考えません。

夫に言われるがままに、

「私の要領が悪いから、簡単な家事なのに

こんなに疲れるんだ」

「私の自己管理が出来ていないから体調を崩すんだ」

「やっぱり私がダメなんだ」

と考えてしまいます。

気付きの大切さを実感すると共に、

モラルハラスメントと言う暴力の恐ろしさを改めて

感じます。

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