驚くほどアナログな税理士業界~これじゃいかん
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こんにちは。
将来型会計事務所LBAの岸井です。
週末はギリシャの総選挙があり、結果如何では世界経済に大きな影響を与えるということで、
非常に注目されていました。
週明けの今朝は、(世界経済に好ましいと思われている方が勝ったという)結果を受けて、
株価が上昇していますし、為替も窓を開けてのスタートになっています。
遠い国の選挙が瞬時に世界中に影響を及ぼす、今となっては当たり前ですが、考えてみれば
すごく不思議なことで、すごいことですね。
さて、そんな世の中にあってもなお非常にアナログなのは税理士業界です。
平均年齢65歳とも言われている税理士の世界、当たり前のようにネット接続されていません(笑)
これを見ていただいている皆さんは、当然ネットに接続していて、仕事も普通にメールを利用され
ていると思います。しかし、この業界にはメールすら使っていない(使えない)人がたくさんいます。
先日、地方の会計事務所にコンタクトする機会があったのですが、もちろんメールはNGなので、
電話とFAXでお願いし、資料は全てプリントアウトされたものが郵送で来ました。
よくあるのが、会計ソフトに打ち込まれている帳簿をわざわざ膨大な紙に印刷してくれること。
そのデータもらえれば済むのですが、どうもそれは難しいようで・・・。
お客さんをリードしていくはずの会計事務所が、逆にお客さんに手間をとらせて迷惑をかけること
になっています。
お客さんは進化する。それに合わせることができない会計事務所は、長年の顧問という立場に
甘えているとしか思えませんね。
じいさんになって、流れについていけなくなっても、うまく若者を使うなどしてお客さんの利便性を
考えて行かないといけないよ、と20年後30年後の自分に手紙を送りたいです。
このコラムの執筆専門家
- 岸井 幸生
- (東京都 / 公認会計士・税理士)
- LBA会計事務所 代表
社外から会社のビジネスを支えるプロ社外役員
顧問税理士以外で何でも相談できる人が欲しい、を提供しています。クライアントの皆様と夢を共有し、ビジネスに興味をもって最適なアドバイスを行っていくことが一番の貢献です。
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