矛盾に気付かせる録音～モラルハラスメント

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モラルハラスメント被害　
女性の離婚専門板橋区の女性行政書士　
東京よつ葉法務オフィス
モラハラ行政書士のちえぼぅです

第7回モラルハラスメント語りと癒しワーク
開催します

とき：2012年6月2日（土）10：00-12：30
ところ：西新宿ＫＩＨビル（西新宿7丁目）
料金：お一人さま3,000円
＊お飲み物、お菓子用意します
＊途中退席自由
＊女性限定＊
詳しくは　こちらの記事 　をご覧下さい　

＊残席２つになりました＊
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普段の相談業務でも、このブログでも、

モラハラ夫の暴言罵倒に関しては、録音する事を

強くお勧めしています。

今後離婚に向けて動き出す際に証拠として

残しておく。

これはもちろんなのですが、

実はもう一つ、録音をお願いする大きな

理由があるのです。

それは。。

被害者である妻の立場のみなさんに、

自分の状況を客観的に把握していただくと

言う事です。

ウチの事務所には、

「私はモラハラ被害に遭っていたんだ。

おかしいのは夫の方だったんだ。」

こうしっかりとした気付きを持って来て下さる方も

いらっしゃるのですが、

やはり、多くの女性は

「私って、本当に夫からのモラハラ被害者

なのかな？」

「私の方にも悪い所はありますよね？」

「私にも努力が足りない部分はあると思います」

と言った風に、

大変酷いモラハラ被害に遭い、明らかに何らかの

手立てが必要な状況なのに、

何となく被害者になりきれない、と言うか、。。

自分の被害を矮小化してしまう方が

多いと感じています。

「夫の言う事も、一理ある気がするんです」

「少しは私も悪いから、最後には謝る事になるんだと

思います」

こう仰る方に関しては、モラハラ夫との会話の

録音を一緒に聞いて、

分析してみる事が有効です。

モラハラ夫は多くの場合

「【今】自分に都合の良い様に話す」

ので、

その場面場面を切り取ると確かにモラハラ夫の

言う事は正しそうに聞こえるのですが、

全体で見ると、矛盾だらけなのです。

ここに、気付いて欲しい。

「夫は正しくない」

「夫は、自分を守る為なら平気でウソをつき

私（妻）を傷つける」

「夫は平気でウソがつける人なのだ」

ここに気付けると、被害者である妻自身が

離婚に対する罪悪感を軽くする事もできます。

録音は、証拠にするためだけに必要なのでは

ありません。

録音する事自体が夫を裏切る様で、

罪悪感を感じる方もいらっしゃると思います。

ですが、その場合は

「夫を攻撃する為」

の録音ではなく、

「自分のおかれた状況を正しく把握し、心を

整理する為の録音」

と考え方を変えてみたら、少しは抵抗が少なくなる

かも知れませんね。

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