次の5つのニーズのうち、ご自身の優先順位がどこにあるのかを確認して戴きたいのです。
A.元本割れしないレベルでの貯蓄と安心
B.少々のリスクつきでも期待できる利殖手段
C.扶養者に万が一のことがあっても積立保証してくれる
D.育英年金(親の保障)
E.お子様の保障
もし、ニーズがAのみでしたら、銀行などの積立でも十分です。
もし、Bのニーズが強いものでしたら、投信や外貨積立など他の金融商品が魅力的です。
A+C+D+E(B以外の全てのニーズ)となると、通常の学資保険となりますが、残念ながら、
元本保証とはなりません。
しかし、A+C+Dとなると、通算確定返戻率で、105〜115%の貯蓄型保険による設計が可能です。
(ただし、これは、市販パンフでの学資保険という名で出ているものではありません。)
このように、学資保険という予め作られたものでは、積立効率という面では有効といえるものではありませんが、ニーズをチョイスしてのオーダーメイド設計では、十分期待に応えられるものも存在するのです。
こういう発想と現実を知らず、学資保険は損だとか、もっと+αを狙える金融商品を選ぶべきだという方が多いのが現実ですが、これでは、どうしても短絡的なアドバイスに聞こえてしまいますよね。