- 佐藤 正和
- 株式会社トップテクノ
- エクステリアコーディネーター
対象:エクステリア・外構
- 久保田 優一
- (ガーデンデザイナー)
という質問を時々頂きますが、
「どちらもお客様の外構、エクステリアのプランを形にするという意味で同じです。」
とお答えしています。
本来別の職種のはずなのですが、今はほとんど同じような使われ方をしているからです。
当のデザイナーなり、プランナーにはプライドやこだわりがありますから
それぞれの呼び方に敏感に反応する人もいますが、
お客様の立場から見れば、デザイナーでもプランナーでも
良いプランを出してくれれば良いというのが正直な
気持ちではないでしょうか。
ただ、言葉の持つ意味を考えると
プランは「計画」
デザインは「意匠」なので、
お客様個別にオリジナルデザインを起こしている弊社は
名乗るなら、エクステリアデザイナーとするのが自然と感じています。
ですが、今社員の肩書きには「エクステリアプランナー」と印刷してあります。
自戒の念をこめて言うと、
「○○デザイナー」と名乗る人の中には自分の意匠に自惚れしてしまい、
何のためのデザインかを置き去りにしてしまう人がいます。
世の中にはそんな「妙にえらそうなデザイナー」がちらほらいます。
客観視することを忘れず、なおかつ、独自の美意識と経験と知識を併せ持ち、
謙虚に仕事をする事。
大切なのはバランス感覚です。
お客様それぞれにベストがあるのですから。
肩書きが仕事を作るのではなく、
肩書きは仕事が作るので、
私としては、デザイナーと呼ばれようがプランナーと呼ばれようが、
良い仕事をするが勝ちと思ってます。