戻らなくちゃと思ってしまう～モラルハラスメント

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モラルハラスメント被害　
女性の離婚専門板橋区の女性行政書士　
東京よつ葉法務オフィス
モラハラ行政書士のちえぼぅです
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今朝の記事 とも関連するところですが。。

別居や離婚を切り出した後で、夫から

「俺が全面的に悪かった」

「俺がおかしいって気付いた」

「これから変わるから」

「反省している」

等と言われると、一瞬

「戻ってあげなくちゃ」

と考えてしまう方もいらっしゃると思います。

また、モラハラは家庭内という密室で行なわれる為、

その実態や暴力の本質までは、

なかなか周囲の方に理解してもらい難いです。

よって、そういった夫の反省した態度を

目の当たりにした両親や周囲の友人から

「戻ってあげたら？」

「旦那さん、こんなに反省しているじゃない」

「ウチだって、たまには夫婦喧嘩もするけれど

その度に仲直りしているわよ」

等と言われてしまい、

周囲の言うとおりに動けない自分が、とても嫌な

人間だと感じてしまう事もあるでしょう。

「こんなに夫が反省しているのに、

許さない私が悪いの？」

「夫にこんなに頭を下げさせるなんて、私の方が

悪い妻かもしれない。」

こんな風に自分を責める方もいらっしゃいます。

「戻らなくちゃ」

と、思ってしまうんですよね。。

見捨てきれないと言うか。。。

ですが、ここは冷静に考えて頂きたいです。

戻ると言う事は、イコールモラハラ被害者に戻ると

言う事です。

「反省した」

「これから変わる」

と、モラハラ夫は言いますが、今の所

本当に変わった夫を私は知りません。

反対に、残念ながら時間が経つと元に戻る、

または

以前よりかなり酷く、更に巧妙にモラハラ攻撃を

仕掛ける様になったケースは知っています。

それに、そもそもあなたは、夫の

「反省した」

「これから変わるから」

を、心から信用できますか？

これまで何度も嘘をつかれて裏切られたり、

夫の言動が気分次第でいくらでも矛盾すると

言う場面を、見てきていますよね？

一度壊れかけた夫婦関係を修復するのは、

本当にしんどい作業です。

相手に対する期待や、一定の信頼が無い限り

難しいです。

その、

「修復の為に必要な燃料（最低限の信頼や期待）」

も持てない状態で元のモラハラ夫との生活に

戻ると言う事は、

本当に危険だと思います。

自尊心を捨て切れますか？

自分の人生を諦めますか？

あなたらしさはどうしますか？

経験者が口を揃えて伝えて下さる

「モラハラは治らない」

という、強く、これ以上モラハラで傷つく人を

増やしたくないという、

懸命なメッセージ。

どうか、あなたにも届いて欲しいと思います。

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