年末近くに繰り上げ返済をした場合の住宅ローン控除

平成23年の確定申告をそろそろ準備する時期となりました。

所得税の確定申告は平成24年2月16日から平成24年3月15日までになります。還付申告については、2月15日以前でも提出することができます。
贈与税の確定申告は、平成24年2月1日から平成24年3月15日までになります。
確定申告は期限内に提出をしないと適用を受けられない特例もございます。
期限内に提出できるように今から早めにご準備下さい。
これから平成23年の確定申告に関する情報を少しずつ紹介していきます。

年末近くに繰上げ返済をした場合は残高証明書を再チェック！

確定申告で住宅ローン控除を受ける場合に必要となる書類の1つとして住宅借入金等の年末残高証明書があります。
この書類は、年末の残高の予定額で発行されています。
この証明書が発行されてから年末の12月31日までの間に繰上返済をして残高が異なることになった場合には、再度住宅ローンの残高証明書を入手することが必要となります。
2年目以降の住宅ローン控除で年末間際に繰上返済をして、年末調整時に残高証明書の提出が間に合わなかった場合には、こちらも確定申告をすることになります。
年末に繰上返済をするのと年明けに繰上返済をするのでは、将来返済をしなくて済む利息の金額がそれ程変わりません。
年末の繰上返済は、他の手続きに影響を及ぼしてしまうこともありますので、繰上返済をするのであれば年明けにされるのがスムーズでいいと思います。

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