- 荻津 郁夫
- 代表取締役
- 神奈川県
- 建築家
対象:新築工事・施工
上の写真は2階、ほぼ間仕切りのないワンルームです。
建物の中央軸線に沿って、天井にシームレスライン照明直付、奥の壁に円形の開口、その前の畳部分が寝室スペースになります。
下の写真が1階、階段脇がリビングダイニング、奥のスペースを遮光カーテンと大型障子で仕切り、も一つの寝室とします。
1階床のフローリングと畳はベタ基礎直貼り。ヒートポンプによる低温水を循環させるパイプをベタ基礎の上10センチの厚さのコンクリートの中に敷きこみ、合計25センチのコンクリート蓄熱層にします。ヒートポンプを深夜電力で動かせば、かなりの低コストでヒートショックのない全館暖房を実現することができます。2階床にはもちろん床暖房はありません。温熱環境のデータ測定の結果も非常に良好です。
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「深夜電力を利用した電気ヒートポンプ低温水躯体蓄熱床輻射暖房」を採用した作品
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