・・それでも桜は咲きました。

東北ではまだまだ大きな余震が続いています。
その度に名古屋でも少なからず揺れます・・



被災された皆さんの心情を察すると胸が痛みます。


その度に福島は大丈夫か？とニュースに注視・・


たぶん、そんなことが日本中で起きていることでしょう。





そんな中ですが先日、花見に行ってきました。

花見といっても宴会をするわけでもなく、有名な所にも行くわけでもなく・・
ただ女房殿と近所の公園に。



お散歩・・



桜は満開です。



ただ・・
宴会している人なんてまったくいません。
露店も何もありません。

ちょっと寂しい感じです。



でも、そうは言ってもやっぱり楽しく宴会なんて気分にはなれません。
釣りにだって行こうなんて気分になりゃしない。

なんか申し訳なくて。
こんな時に何しとんじゃって・・

みんなそうなんでしょう。




それでも、たくさん人は来ています。
みんなが笑顔です。
楽しそうにお散歩お散歩・・





どこもかしこも、なんでもかんでも自粛・自粛の世の中で・・
ただでさえ過去に例のない不景気な世の中が、あっちもこっちもさらにどん底に。

世の中に間違いなく負の連鎖が始まっています。





でも・・

それでも桜は咲きました。

楽しそうなお花見の人達がたくさんお散歩しています。



きっと東北にもこれから順に咲くことでしょう。



そろそろ明るく楽しく前を見て進み出さなければ・・





過去にあった震災のあとと同じことが何倍もの規模で始まってきたようです。



どこもかしこも建材がありません。
何にもありません。
現場はほとんど止まっています。

仕方がありません、まず災害復興が優先です。

ここしばらくは我慢です。



これから建てる人はみんな自粛です。

これもしばらくは我慢です。



これも一つの支援なのかもしれません。





ただ、買い占めはいけません、買いだめもよくない。

建材がなくなってしまったことの理由の半分は、建材がなくなってしまうことを恐れた、あるいは儲かると高く売れるとふんだ工務店や問屋や代理店などの買いだめにあると言われています。

電池や水といっしょです。



メーカーはどんどん増産を始めました。
壊れてしまった工場は必死に立て直しを始めています。
商社は外国からの輸入でまかなうために動いています。
海外の国々も日本のために協力してくれています。


間もなく建材不足は解消されてくるでしょう。

被災地にも間もなくとどこおりなく建材が届けられるようになってくるでしょう。
我々にも間もなく届けられるようになってくる。




それで・・

それまでを、どうしのぐのか？

そんな世の中になってきました。

・・それでも桜は咲くのですから。

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