女子スケルトンで信じられないミス、一体ナゼ? - コラム - 専門家プロファイル

平 仁
ABC税理士法人 税理士
東京都
税理士

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閲覧数順 2024年04月18日更新

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女子スケルトンで信じられないミス、一体ナゼ?

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男子スピードスケート500mの長島、加藤のWメダルや男子フィギィア
スケートの高橋の銅メダル等、思い切りのいいチャレンジでの活躍も目立つ
バンクーバー五輪ですが、JOCは一体何をやっているのだろうか。
果敢なチャレンジも転倒した男子スノーボードの国母選手の問題に続き、
ありえない不祥事が女子スケルトンで起きてしまった。
19日13時3分時事通信社記事はこう報じた。

当地で18日に行われたバンクーバー五輪のスケルトン女子に出場を
予定していた小室希(24)=仙台大大学院=が、1回戦前に実施された
検査で用具に関する規定違反が判明し、滑走前に失格となった。
検査で、そりの刃に、国際連盟(FIBT)の規定に合ったものとして
認定されていることを示すステッカーが張られていなかった。刃の検査は
毎シーズンごとに実施されるが、五輪や世界選手権などの大きな大会では、
公式練習期間中に認定を申請することが認められている。
スケルトンはこの日から競技が始まったが、前日まで3日間公式練習が
行われており、申請機会はあった。FIBTのクローネ広報部長は
「チームキャプテン会議で全チームに通達されている。なぜ、日本チームが
3日間のうちに、申請に来なかったのか理解できない」と話しており、
チームの管理責任などが問われそうだ。


JOCは各競技団体に対して一体どのような指導をしているのか。
女子スケルトンの小室選手は、言ってみれば、怠慢で杜撰な管理をしてきた
JOCのお粗末なやり方の犠牲者ではないか。ドレスコードの存在すら
徹底できないJOCには、何を言っても無駄かもしれないが
(だから国母問題が起きたと僕は思う)、
国際舞台に立つチャンスの少ない日本人にとってのマイナー競技の選手が、
どれだけの苦労をしてここに立ったのか、官僚化した彼らには感じることも
出来ないのではなかろうか。

せめて選手が思い切りチャレンジできる環境を作ってもらいたいものだ。