塾の先生を生み出した背景
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2009-12-16 09:17
対応してくださったのは、娘が数学を習っている若い男の先生。
最近の期末テストの結果を前に、「お母さん、何か気になるところや塾に対する希望などありますか?」と尋ねられました。
そこで、私からはこんなお願いをしました。
「私の場合、テストの点数が良かった、悪かったということはさほど重視していないんです。
それよりも、間違った問題は徹底的に原因を突き止めて、今後二度と同じ間違いを繰り返さないようにして欲しいと思っています。
それから、『効率の良い勉強の仕方』『勉強がデキる人の勉強のコツ』みたいなものを教えてやって欲しいです。
例えば、テスト本番までの、スケジュールのたて方とか、ノートの書き方などより具体的に教えてもらえたら助かります」と。
まぁ、娘に関してはこんなところ。
その後、先生自身に興味があって、「なぜ塾の講師をされているんですか?」
「上海にはどうして来られて、いつまでいらっしゃるつもりですか?」などなどいろいろ突っ込んだ質問をしました。
先生ご自身のお母さんは学校の先生、お父さんは医師だそうです。
(絵に描いたような頭のい〜〜い家系ですね。子供の頃から勉強もデキたそうです)
でも、中学生のある時期、親から見ると子供が何を考えているのかわからずに悩み、親子関係ガギクシャクしたことがあったとか。
そんな時、お母さんが心を込めて書いてくれた手紙が机の上に何度か置いてあり、それを読みながら「親はやっぱり自分のことを愛し、見ていてくれているんだ」ということを感じて立ち直ったそうです。
いくら仕事が忙しくても、やっぱりこういうフォローが大切なんだなと、思わされた一件でした。