水面(みなも)のサクラ - コラム - 専門家プロファイル

野平 史彦
株式会社野平都市建築研究所 代表取締役
千葉県
建築家
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水面(みなも)のサクラ

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またまた、桜を見に行った。
うちの近所に海老川というドブ川が流れていて、その両脇が桜並木の遊歩道になっている。
この時期は出店なんかも出ていて、夜はとても歩けない状態になるから午前中に出かけてみた。

こう書いていると、最近フラフラしている様に思われるかも知れないが、
事務所にこもっていると、だんだん煮詰まって来て発想が貧困になってしまうので、
リフレッシュが必要なのである。

しかし、日本人は何故、こんなにもサクラが好きなのだろう?
丁度、天皇皇后両陛下の結婚50年ということで特番も組まれているが、
「天皇」と「桜」って、似ているような気がする。

世界のどの国の歴史を見ても、「権力」と「権威」は為政者にゆだねられてきたが、
日本ではそうではなかった。
権力者はどんどん替わっていっても、天皇の「権威」は揺らがなかった。
今だって、総理大臣がどんどん替わっても日本という社会が混乱する事がないのは
この「権威」が日本人の精神的支柱として働いているからなのかもしれない。
これは日本独特のアイデンティティといえる。
この感性がサクラを愛でる日本人の感性に近い様な気がするのである。

さて、もうそのサクラもそろそろ終わりである。
時折吹く風に吹雪の様にサクラが舞い、川面を薄いピンクに染める。
何故か毎年の様にサクラの歌が出てくるが、
今日のサクラは正にレミオロメンのサクラかな?


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