2月が28日までなのは⇒29日(閏年)あるのは? - コラム - 専門家プロファイル

中沢雅孝
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閲覧数順 2024年04月25日更新

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2月が28日までなのは⇒29日(閏年)あるのは?

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それは時の権力者のわがままで決まりました


もともとは、暦というのは今の3月〜12月までしかなかったそうです。

これは、暦と農作が直接結びついていたからですね。
(1月は、12月から15日目とかって言っていたのでしょうかね)
それで、やっぱりおかしいよね?ということで
1月と2月が付け足され、今の12ヶ月の原型が出来たわけです。

またまた、時の権力者ユリウスさんが
偶数月は30日奇数月は31日にするんですね

これは、それまでの暦ではズレが出てくるので
太陽の動きにあわせて調整したんですね。

そうすると、1日余るので、
最後の月である2月で調整をして29日となる<閏年*1は30日>

ちなみに、この閏年*2を決めたのも、
1年の始まりを1月にしたのもユリウスさん。
だから、これをユリウス暦と言います。

その後に皇帝になったのが、アウグストゥス(Augustus)さん。
一番のえらいさんになった、アウグストゥスさんはやりたい放題(笑

まず自分の生まれた月の名称を自分の名前に変更(8月=August)

次に、自分の誕生月(偶数月は30日だった)が30日と他より一日少ないのはおかしい!と
8月を31日に変更(ここまでくれば男らしい!)

9月以降を30日・31日の順と同じく変更する。
そうすると、また1日足らなくなるので
またまた2月から1日拝借(笑


その結果、2月は28日<閏年*3は29日>となり
そこから1600年以上にわたって使われる。
ここまでが、2月が28日の理由です。

ついでに、付け加えると
このユリウス暦は1年で<11分>のズレが生じます。
<11分>と短いようだけど1600年以上も経つと結構なズレになり
16世紀のローマ皇帝グレゴリウスさんが改暦

1582年10月4日(木)の翌日が、10月15日(金)になるという荒技!
(男として一度はやってみたい?)

これがグレゴリオ暦と呼ばれ世界の標準となっていく。

ちなみに日本がグレゴリオ暦を採用したのは1900年。

*1◆閏年の法則−1◆西暦が4で割り切れる年は閏年*2◆閏年の法則−2◆4で割り切れても100で割り切れる年は閏年としない*3◆閏年の法則−3◆100で割り切れる年であっても400で割り切れる年は閏年
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