高校サッカー、広島皆実初優勝 - コラム - 専門家プロファイル

平 仁
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閲覧数順 2024年04月24日更新

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高校サッカー、広島皆実初優勝

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昨日12日、全国高校サッカー選手権大会決勝が、
国立競技場で、広島県代表の広島皆実高校が初優勝しました。

私は準優勝に終わった鹿児島県代表鹿児島城西高校を
応援していましたが、非常に面白い試合、かつ、
選手たちの努力の跡が見える大会だったと思います。

結果的には、ここで競技者としてのサッカーを引退するものが多い
鹿児島がが負けましたが、どちらも挫折から這い上がってきた者であり、
彼らの将来の人生が非常に楽しみな一戦でした。

鹿児島城西は、天才ストライカー大迫勇也君の個人技が輝るチームで、
ディフェンスが弱い分、点を取りにいくチームでした。
ただ、一人のみのチームではなく、大迫君の影で目立ちませんが、
6戦全てで得点し、大会2番の7得点を挙げた野村君や、
中盤のパサー大迫希君など、大迫君に引っ張られるような形で
皆が成長したチームでした。

私が個人的に強く応援してきた奄美大島出身の伊地知君は、
高校卒業後は自衛隊員として、サッカーで鍛えた献身的な守備を
国民の安全を守るために示してくれるようです。

一方、広島皆実は、J1広島ジュニアユース出身者がスタメンに7名と、
ユースチームにスカウトされなかった悔しさをバネにして
高校サッカーで活躍してくれました。

スポーツニッポン13日6時1分オンライン記事によると
藤井監督は、「ユースに昇格できないといっても1年間に12,13人の
枠に入れなかっただけ。中学で線引きされても、高校で変わるチャンスが
ある」と、同高OBである日本代表候補の大分DF森重選手を引き合いに、
高校で頑張って将来につなげることを指導されていたそうです。

実際、日本代表に欠かせない存在にまで成長したセルティックの
中村俊輔選手も、横浜ジュニアユースからユース昇格を果たせず、
同じ境遇の仲間たちとともに桐光学院高校に進学し、
選手権初出場を勝ち取っています。

挫折をしても、それを乗り越えるための努力を怠ってしまえば、
そのまま負け犬になってしまいますが、広島皆実イレブンは、
見事、挫折を乗り越え、お互いを信頼する仲間たちとともに
栄冠を勝ち取りました。

広島皆実は県内有数の進学校でもあり、決勝で2得点の金島君は、
今週末の大学入試センター試験を受験するという。
彼も競技者としてのサッカーをここで引退する一人であるが、
その彼が、最高の舞台で最高に輝いていた。

彼は弁護士志望という。

人の気持ちと痛みを分かる素晴らしい弁護士になって頂きたいものです。

挫折した者の気持ちと頑張ろうとする者の気持ちの両方が分かる
彼には、期待したいものです。

挫折に負けなかった彼らにあやかり、我々も負けずに頑張りましょう。