「十一面観音菩薩立像」 - コラム - 専門家プロファイル

高安 重一
有限会社アーキテクチャー・ラボ 代表取締役
東京都
建築家
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「十一面観音菩薩立像」

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上野の国立博物館で「仏像」展が開かれていますが、
11/7からは「十一面観音菩薩立像(滋賀県)」が展示されるというので見てきました。
滋賀県には一本の木から彫り出した、いい仏像が多いと聞きますが、これはその最高峰で、ミロのヴィーナスとも言われているようです。

本来そこの場所にある状態で見るのが良いと思っていましたので、いかがなものか?と思いましたが、ライティングがいいのでよく見られます。背中も見られるのも良かった。

仏像のプロポーションは頭が大きいものも多いし、「十一面観音菩薩立像」も手が妙に長いんです。これがかえって艶かしい。男か女か、大人か子供か、いろいろに見えてきます。小さいのもたくさんありましたが、欲しくなるくらいです。

他には、東北地方の仏像にはノミの跡を残した、「鉈彫り(なたぼり)」が多いと聞いていましたが、それらも一堂に見られます。地域性や日本人と中国人の仏師の違いなどを考えさせられました。
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