400円。
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2006-01-23 17:01
「今週は暖かかったよね」
と言ってみたら、「ナニ言ってんの!」という目で見られた。
先週、コドモと二人で近所にできた温泉施設(湯らく)に初めて行ってみたら、
この一週間は寒い日でも体が芯まで冷えることがなかったのだが、
一緒に行かなかったカミさんは、よく冷える一週間だったらしい。
そんなわけで温泉の効果を実感し、
この冬の間は、毎週温泉に通おうかと思っている。
とは言ってもそこの入浴料1560円は安くない。
というわけで、今日はちょいと足を伸ばし、三鷹駅のそば、草津の湯を直送している銭湯春の湯へ。
こちらは銭湯なので400円。
こう、デカイ風呂で、だぁらーっと湯船に浸かっていて思うのは、
風呂の価値って「足が伸ばせるかどうか」で、全然変るよなぁ。と。
『建て主の要望』のNo.3以内に必ず入る「足が伸ばせるお風呂」、
その気持ち分かるわぁ。
・・・とも思いつつ、ふだん小さいお風呂で我慢して、
週イチで大きいお風呂に通うって幸せも悪くないな。
普段スターバックスのコーヒー310円で得ている幸せと、
たまの銭湯400円で得られる幸せ、
『価格』と『価値』って、ホント別モノだなぁ。
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このコラムの執筆専門家
- 須永 豪
- (長野県 / 建築家)
- 須永豪・サバイバルデザイン
響きあう木の空間
森や山と人、地球が健全に回っていく様子を見届けたい。 木を街に届け人の営みに森をもたらし木が、森が、地球が、生命が、人が、そして星々や宇宙までもが響あいはじめるそんな木の建築空間宇宙の意図が起動する響きあう木の空間をつくろう