アドリブ感覚
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2006-01-23 17:01
府中市のリフォーム物件。
(仮タイトルとして、『水晶の家』としておこう)
解体屋さんによって壁が剥ぎ取られ、工事がスタートした。
ツーバイフォーの下地がむき出しのスケルトンになった現場に立って、
なんだか妙に嬉しい。
カンバスを用意してもらったような、ワクワク感。
既存の天井を外してみると、屋根裏から予想していなかった梁があらわれた。
「アチャー、邪魔だなぁ・・・」
でも、しばらくアタマで転がしているうちに、
そのマイナスを面白いかたちでプラスに転換できそうなアイデアが「ポン!」と浮かんだ。
このアドリブ感覚、たまらないリフォームの面白さ。
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このコラムの執筆専門家
- 須永 豪
- (長野県 / 建築家)
- 須永豪・サバイバルデザイン
響きあう木の空間
森や山と人、地球が健全に回っていく様子を見届けたい。 木を街に届け人の営みに森をもたらし木が、森が、地球が、生命が、人が、そして星々や宇宙までもが響あいはじめるそんな木の建築空間宇宙の意図が起動する響きあう木の空間をつくろう