波と波の隙間 その2 - コラム - 専門家プロファイル

須永豪・サバイバルデザイン 
長野県
建築家
専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

波と波の隙間 その2

- good

そんな事情で、企業にとって深刻な人材不足がもうすぐにやってくるので、
人材をけっこうたくさん確保したがっているのだそうだ。
ニートやフリーターが問題だと言われているが、
就職難の時期に無理してツマラナイ会社に買い叩かれて入るより、
大学卒業後にフリーターでもやりながら、
団塊の世代の定年時期に合わせて、
良い会社に良い条件でスルッと入っちゃう方が賢いのかもしれない。
そんなことを話してくれた。
(ま、もちろんボンヤリなフリーターじゃダメだろうけど。)
こんな見解は今まで僕は聞いたことがなかったけど、
きっと彼らが肌で感じていることなのだろう。
僕にとっては新鮮な話しで、それがとても前向きなモノの見方だったので心底感心した。
世の中で、個人がどんなに信念をもって生きようとしていようとも、
世相の影響を受けずにいることは難しい。
けれども、こんなふうに世の中の方が絶えず動いているのであれば、
いつか突然ポッカリひらく、波と波の隙間のようなところは、けっこうありそうだ。
チャンスってやつは、ある日突然見える人にだけハッキリと見えるカタチで
現れるものなのかもしれない。
どんなことでも、日々の積み重ねってやつは無駄にはならない。
そう思ってもいいような気がしてきた。
 |  コラム一覧 | 

カテゴリ このコラムの執筆専門家

(長野県 / 建築家)
須永豪・サバイバルデザイン 

人間らしい「サバイバル」ってなんだろう?

安心して寄り掛かれるおおきな木のような存在感と、ジャングルジムのような自由さと、楽器のような豊かな響きがある空間。そういうものを、木でつくりたい。