割り箸はちゃんとお金を出して買う - コラム - 専門家プロファイル

須永豪・サバイバルデザイン 
長野県
建築家
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割り箸はちゃんとお金を出して買う

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■2005.11.07(mon)
ウチでは今後一切、割り箸をもらわないことにした。
自分のところで使う分は、ちゃんとお金を出して買う。
どういうことかというと、割り箸には2種類あって、
外国の木材から作ったものと、国産の木材からつくったもの。
外国のは、割り箸を作るためにわざわざ木を伐採する。
でも物価の差を利用しているので、とっても割安。
国産のは、植林後 放置され荒れた山をなんとかするために、まず間伐するのが目的で、
じゃぁ切ったものをどうやって使おうかってんで、割り箸になっただけで、
使い捨てのものにしては割高ではある。
コストがまるまる日本人の人件費だから。
「外国産の割り箸は、使えば使うほど、山がバゲて緑が根こそぎ失われていく」のに対して
「国産の割り箸は、使えば使うほど、荒れた山を良い状態に戻すことができる」
そういう違い。
だから、決めました。
タダでもらえるような外国産と思われる割り箸は一切もらわない。
でも、割り箸を使わない生活をしようとそこまでストイックなことを考えているわけでもないので、
必要に応じて使うものは、きちんとお金を出して国産の木から作られた割り箸を買う。
ウチ1件が何をやったって世の中が変わるとは思えないけど、
世の中がどうなってるのかちゃんと意識して、ささやかでもあきらめず生きていきたいと思うわけです。
(ちなみに、エコとか健康とかスローライフとか、そういう風潮はキライです。)
さて、割り箸が国内産にシフトしちゃったら
いままで木を売って生活を成り立たせてきた外国の人は、
どうやって食っていったらいいのだ?という問題は、
・・・・・・きっと起こらないんでしょうね。
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