持ってるだけの安心感 - コラム - 専門家プロファイル

須永豪・サバイバルデザイン 
長野県
建築家
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持ってるだけの安心感

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■2005.10.08(sat)
お金には、
それを使う使わないに関わらず、
持ってるだけでいい、安心感がある。
その感じは、つな渡りに似ている。
例えば横断歩道で、幅45cmの白線の上を踏み外さずにたどって向こうまで渡りきる、
なんてことは、健常なひとなら簡単にできることだろうけど、
高さ50mのビル工事現場で、幅45cmの足場をスイスイ渡れと言われても、かなり難しい。
カラダがやっていることは同じなのに、人間の心理とは、そういうものらしい。
それは、銀行の残高にもズバリ当てはまる。
「月給30万円で、毎月生活費等で30万円は全部使いきっちゃいます」
というひとでも、銀行に蓄えが500万円あるのと、ゼロなのでは、
銀行のお金には手をつけないのだとしても、気持ちのゆとりが全然違う。
それは何となくわかるでしょ。
この『気持ちのゆとりが違う』というのはつな渡りと同じで、心理的な錯覚。
どうやら、人間の心理というのは、物事を『比較』でとらえると、
急にゆとりを失うもののようだ。
突出した高さに立たされたとき、深い底に落ちたとき、
自分がどんな立場に置かれても、気持ちのゆとりを失わないためには、
『周りと比較してしまわない自分』を身につけておくことなのだろう。
言い換えればよく耳にする言葉で、「自分を見失わない」ということか。
ん?言い換えたとたん、なんだか、つまらない話になってしまったぞ・・・。
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須永豪・サバイバルデザイン 

人間らしい「サバイバル」ってなんだろう?

安心して寄り掛かれるおおきな木のような存在感と、ジャングルジムのような自由さと、楽器のような豊かな響きがある空間。そういうものを、木でつくりたい。