経営戦略 固定費カットによる利益確保の危険性 - 販促・プロモーション戦略 - 専門家プロファイル

青田 勝秀
大国屋ビジネスコンサルティング株式会社 
Webプロデューサー

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閲覧数順 2016年12月03日更新

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経営戦略 固定費カットによる利益確保の危険性

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戦略論 経営戦略一般
先日ある企業様から事務所移転のご連絡をいただきました。事務所が手狭になったのか?事務所費用を削減しようとされたのか?わかりません。しかし、昨年11月のリーマンショック以降、事務所を移転される企業様が極端に増えていることは変わりありません。各企業様は毎月固定でかかる費用削減の努力をされているとしか思えません。

利益の構造


売上−費用=利益


ものすごくシンプルな数式だと思います。リーマンショック以降は売上が右肩に上がり続けている企業様もそうは多くはなくなっていますよね。ということは単純に売上が下がった分だけ費用を下げれば利益は同じ程度確保できるわけです。

売上1000万-費用500万=利益500万


↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

売上800万-費用300万=利益500万



費用を削る危険性


簡単に費用をカットするといいますが、そんなに簡単にカットしても良いのでしょうか?カットすることでマイナスに影響することはあるでしょうか?

1.効率性


カットが可能なものでもなんでもカットしてしまうと効率性が著しくダウンしていきます。例えばレストランで使用する洗剤を安い洗剤に変更して油汚れが落ちにくくなったら、余計に人件費をかけて洗わないといけなくなります。結果としては人件費の方が高くついたりします。

2.モチベーション


固定費をかっとしていく中で、今まで自由に使えていたものが使えなくなるわけですから従業員のモチベーションはダウンしていきます。何故費用をカットしなくてはいけないのかの説明がしっかりなされないとカットして利益を生み出す以上に売上面にも影響しかねません。

3.取引業者との関係性


癒着とまでは言い切れませんが、取引業者と持ちつ持たれつで事業を運営している場合にコスト面だけみて取引業者との関係を絶つことは不可能です。

などがあげられます。

事務所移転で想定しうるリスク


事務所移転で考えられるのは、一時的な費用増加です。移転費用はそんなに安くはありません。取引各社に対してはがきを出すコストもかかります。机などの物理的な引越し作業代金もかかります。敷金だってかかります。たとえ引越し後にコストが安くなったとしても一時的に費用は増大します。この費用を出している瞬間にも売上が上がる施策が打てていればいいのですが、景況感に引きづられて売上が後退しつづける場合はこの一時的にかかるコストが先々会社のキャッシュフローを大きく狂わせる可能性もあります。

ではどうすればいいのか?


まず出来ることから、一つづつコストカットしていく。コストカットしたとしても従来の業務が遂行できる範囲でコストカットを行うことをお勧めいたします。

同時に営業計画をしっかり作ることが重要です。コストをカットするだけでは本質的な企業の体質を改善することは不可能です。




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