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多重債務者を救え
２００６年１２月に「新貸金業務法成立」という大きな法改正がありました。
目玉は、グレーゾーン金利の撤廃です。
法改正の直後に内閣に多重債務者対策本部が作られ全国各都道府県に対策協議会が設置され、必要に応じ弁護士会や司法書士会 法テラスなどにつないでいくという仕組みです。
改善プログラムは下記のとおり
１ 相談窓口の整備と強化
２ セーフティーネット貸付の提供
３ 金融経済教育の強化
４ ヤミ金の取り締まり強化
こんな対策ができながらもテレビでは「ご利用は計画的に」とかいいながらばんばんCMしているのも微妙ですよね。ホントにそう思っているのでしょうか？CMしなくてもロードサイドにはタケノコのようにATMがあります。多重債務者をこれ以上作りたくなかったらＣＭなんかやめた方がいいですよね。
残債務のある人は約１４００万人、このうち多重債務で返済不能に陥っている人は２００万〜３００万人を超えるそうです。でも実態は相談者は約２０％。最近は払い過ぎた金利を取り返しますという広告がやたら目につきますが残りの８０％の人は何をしているのでしょうか？
「多重債務者を救う為の制度ができたよ」というＣＭを流してあげた方が消費者の為になると思いませんか？
借りすぎには注意をしましょう。
それと正義の味方面しながら多重債務者を食い物にしている悪徳弁護士や悪徳司法書士にも気をつけましょう。
法テラス（専門家を探すサイト） http://sagasu.iara.info/
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保険業界で頑張る社長のblog
ファイナンシャルプランナー 森 和彦
