「クララ・クラフト=磯野 フィルム・レクチャー・パーティー」
を行いました。
大勢の方々に来ていただき、大いに盛り上がりました。
来ていただいた皆様、ありがとうございました。
クララ女史は、私も在籍しておりましたArchitectural Association school
of Architecture (以後AAスクールと呼称)で、Diploma 3ユニットにて
パスカル・ショーニング教授に師事し、その後、氏に学んだ映像の手法を
発展すべく、建築家としてEast London校で教鞭をとりながらLondon Film School
で学ばれました。
AAスクール、East LondonおよびLondon Film Schoolで製作された映像作品を
中心にご自身の個人的な事象を、都市のスケールにどのようにあげていったのか
について、お話していただきました。
面白いなと思ったのは、作品のスタートともなっている「個人的な事象」と
しての子供時代の体験ですが、彼女は、ご両親がホテル関係のお仕事をなさって
いたため、固定した家に暮らす生活ではなく、ホテルの部屋を転々とする
子供時代を送っていたということ。
このことが、「住宅」に対する面白い視点を形成する元となったというところは、
自分の固定観念を再度みなおすよいきっかけとなりました。
(続く)