- 井上 みやび子
- すぐ使える株式会社 代表取締役
- 東京都
- Webエンジニア
対象:ホームページ・Web制作
- 原島 洋
- (Webプロデューサー)
- 井上 みやび子
- (Webエンジニア)
ケース1: Web サイトリニューアルで文字コードを UTF-8 に変更した
デザインリニューアル時に文字コードを UTF-8 に変更する場合があります。UTF-8 文字コード自体が一般的に使われ出したのは7-8年前位からだと思いますが、色々な面で便利な文字コードなので、ここ 2-3年はWeb サイトでも新たに作るなら UTF-8 を採用する場合が増えています。
それ以前の文字コードは Shift_JIS または EUC-JP なので、リニューアルに合わせてフォームのプログラムも変更しないとほぼ確実に文字化けします。
フォームプログラムも文字コード変更に合わせて修正する算段が必要です。プログラムとデザインを別々の管理会社に依頼しているような場合はご注意下さい。
プログラムを変更する対応ができなければ(←実際に結構あります。予算や期限の問題などで。)フォーム関連のページのみ文字コードを元のものに戻すことで文字化けが解消できます。
ケース2: サーバ移転したらフォームがそれまで通りに動かなくなった/文字化けした
※「Perl(ぱーる)」というプログラミング言語で書かれたフォーム(いわゆる「CGI」)に限ってのお話になります。
現在一般的に利用できる Perl バージョンは以下の4系統ありますが、それぞれ微妙に挙動が異なり、系統をまたぐ環境移転時にプログラム修正が必要になる場合があります。
・5.005x
・5.6.x
・5.8.x
・5.10.x
特に、サーバ移転と一緒に「ケース1」の UTF-8 への文字コード変更を含むリニューアルを行った場合、技術的に対応が極めて難しいケースもあります。
ちょっとしたフォームの場合「まあ平気だろう」と後回しにしてしまいがちですが、事前テストを確実に行って下さい。
Perl 開発 ウェブウェア・オルグ
Webデザイナさんのための CMS「すぐ使えるCGI」