リストラ退職20年後のご報告

私は2002年10月末32.5年勤務した会社をリストラにより57歳で退職、第二の人生も無事20年が過ぎた。

まず思い出すのは退職時前後に亡くなった大学のクラスメート国際貨物で頑張った九州男児の泉原さん、

地銀で研究所、営業で活躍したチーム取りまとめ役兼元さんのことである。

次は小学校から成績優秀で青山学院文学部英文科を卒業、美人の高校同級生と結婚して子供さんを医者に育て上げた佐

伯さんを思い出す。2003年、2007年の周南市長選挙では徳山市立櫛浜小学校同級生の島津さんを同級生の向井さんと

応援、2度目で無事当選を果たすことが出来た。

退職後OB会に入会、毎月事務局から送られてくる社内報やOB会の連絡報が届くのを楽しみにしている。

今月号の78歳の男性の文章に注目した。

退職当時給与等は低く世間の評価は高くなかった。

リストラ時には社宅や持ち株や営業用の土地を売却、社会人スポーツから撤退した。

2年間実施された退職要請により数千人が会社から離れた。

最近は経営状況は順調に推移して業界でも平均給与は上位に位置しているとのこと。

男性は在籍時生活に苦労していたが、現在在籍する人や会社に対して複雑な心情だと記されている。

私は前向きなので、子会社を統合した時企業年金制度を導入、年2回受給していることに感謝。

私は2年浪人だったので57歳で辞めたが同期の現役組や一般社員はさぞ苦労されたと思う。

一年前には最後まで会社に残り頑張りますと出向会社の社長に伝えていたが、2002年8月行われた

常務との話し合いで私がリストラの第一候補と告げられ、直ちに了承と回答した。

私は営業の窓口として忙しい毎日を過ごしていた。

実績もかなり上がっていたので自信はあるも、7年間同じ仕事だったのでマンネリ化したのも事実だった。

今後の生き方については、コンサルタント団体の勉強会で親しくしていた同窓の大島さんが法政大のMBA

コースに在学中だったのでさっそく放送大学から願書を取り寄せ、大学院2期生の受験申込手続きをした。

修士論文は45歳頃から人材紹介会社の転職相談の総括と決め、既に何度か発表していた。

試験は書類選考、筆記試験、面接があったが無事合格、2003年4月入学した。

転職準備も順調に進み、会社から紹介された再就職支援会社やハローワークのPC研修のお陰で2003年5月

から従業員100名の製造業会社に勤め始めた。

放送大学大学院の良いところは名前も売れた教員が多いが、授業料が44万円位で退職金の還付金でかなり

間に合った。

ゼミの担当教授は元横浜国大経済学部長、お父上は山口県出身の神代先生だった。

山陽本線に神代駅があり、その話をして親しくなった。

仕事については1年半で退職して2005年1月人材紹介会社に入社、成績不良により別の人材紹介会社

に入社するも成績不良が続き2013年10月で退職した。

2008年以降、放送大学のサポート活動（学習相談）に参加したが、新型コロナ禍のために2020年から面談は中止、

2022年から10月から復活、11月も開催予定だが私は参加できない。

相談会に加えて入学前の個別相談会を実施した。通常の相談会は手当は出なかったが、個別相談会には安田リーダーの

尽力で春秋2度お手当てを頂き入学勧誘に向けて力が入った。それが縁で入学後も勉強会を始め卒業した人がいる。

認定心理士の資格を得るために卒業せず勉強を続ける人、80歳半ばで卒業を目指し最後の頑張りをする女性がいる。

2012年からは合唱が好きな植地さんの勧めで学部に編入学、学び続けている。

効果は十分あり、1科目2単位で11000円。日本や世界を学びなおす良いきっかけになると思う。

社会活動としてはインターネットによる転職相談だ。2010年6月に当専門家ファイルに参加した。2015年からはグー

グルの教えてナビ、ヤフーの知恵袋をご紹介頂く。最近は主にグーグルを活用している。

数日前にベストアンサー101件を達成した。専門家プロファイルやヤフーもそれなりに頑張っている。

コラムは専門家プロファイルだけで、故郷の友達や大学、職場の人達、私に関心がある人達が読んでくれるのが楽しみ

です。