- 飯塚 浩一
- 法人エフピー株式会社 代表取締役
- 東京都
- 経営コンサルタント
対象:販促・プロモーション
- 山田 祐子
- (旅館・民宿プランナー)
- 山田 祐子
- (旅館・民宿プランナー)
不況に打ち克つために「マインドシェア」を高める
「好機」到来
いよいよ4月。
今年も4分の1が過ぎました。
「経済情勢」はどう変わったかというと…、
まだ当分悪い状況が続きそうです。
ますます悪化している業種業態もあります。
こんな時代に打ち克つには、この不況をむしろ「好機」ととらえて、
1日も早く「生き残り策」を策定し、実行しなくてはなりません。
これができないと、不況に流されるままになってしまいます。
不況に打ち克つために「マインドシェア」を高める
景気が悪いと、消費者(BtoC)も企業(BtoB)も、
一般的に財布の紐が硬くなります。
だからといって、お金を全く使わないわけではありません。
例えば「外食」で言えば、
週に1回日曜日(合計月4回の割合)に家族で外食してたのを、
月1回に減らしたという感じです。
そのため、この状況を飲食店側から見れば、
日曜日に選ばれる確率が「1/4」(四分の一)に減ったことになります。
「だから飲食店の売上が落ちても当然なんだ」
…なんて声が聞こえてきますが、
そう考えているだけでは打開策が見つかりにくくなってしまいます。
こういう場合はむしろ、''その「1/4」に選ばれるためには
どのようなマーケティングをすれば良いのか''、
…ということを考えましょう。
顧客・見込客のマインドシェアを高める
「1/4」に選ばれるために…
最も重要なのは、
「顧客・見込客のマインドシェアを高めること」です。
マインドシェアを高めるとは、
「''お客様・取引先・見込客の脳や心の中に占める、
あなたのビジネス・商品の割合を高める''」と言うことです。
要するに、幾つかの業種で例えてみると、
「外食したい」と思ったら、真っ先に思い浮かべてもらえるお店
「旅行したい」と思ったら、一番に思い出してもらえる旅行代理店
「チラシを作りたい」と思ったら、一番に見積を依頼される印刷会社
「予防接種を受けたい」と思った時に選ばれるクリニック
「保険を見直そう」と思った時に相談される保険会社
ではマインドシェアを高めてもらうにはどうすれば良いのでしょう?
今の時代に必須なのは、次の二つ。
1.「USP」の確立
2.顧客・見込客との継続的コミュニケーションの強化
「USP」の確立
「USP」という用語はまだ日本ではそれほど広まっていないので
説明すると、「競合から際立たせる独自の“売り”」のことです。
(USP: Unique Selling Proposition)
つまり、
「他にもいろいろな選択肢があるのに、
どうしてあなたのビジネス/商品/サービス/オファー(提案)を
選ばなくてはならないのか?」
…という見込客の「問い」に対する「明快な答え」こそが、
USPです。
上記の問いに対するあなたのビジネスの答え=USPを、
是非考えてみてください。
USPの例:
●阪神淡路大震災罹災者2123人のアンケートから完成した非常袋
●寝室で朝までつけっ放しでものどが痛くならない
20年以上のロングセラー暖房機
●1年のうち10日しか摂れない
幻の蜂蜜「和歌山みかん蜂蜜」の焼き生チョコ
<オールアバウト連動企画>
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USPを確立できると、営業がしやすくなります。
販促ツールが作りやすくなります。
そして、お客様や見込客の脳や心にも強く印象が残り、
マインドシェアを高められ、
「選んでもらえる会社・店」になれます。
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この記事は、私が発行しているマーケティングメルマガ『増販増客あらかると』
第12号の中から抜粋し、All About用に加筆したものです。
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法人エフピー株式会社 代表取締役
マーケティングコンサルタント 飯塚 浩一
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