炭酸ガスレーザーは、ほくろやできもの以外にも、こんな症状に効果を発揮します
汗管腫(かんかんしゅ)
目の下などにできる、米粒くらいの大きさのぽつぽつです。思春期以降の女性に多く、複数個できることがほとんどです。これは汗を出す管「汗管」が増殖してしまうことによっておこるのですが、塗り薬や飲み薬などで治すことはできません
物理的に切り取ってしまうしかないのですが、眼球に近い場所であるためどうしてもリスクが伴います。その点、汗管腫の部分だけを正確に蒸散させることができる炭酸ガスレーザーはぴったりなのです
遺伝が関係する可能性があると言われていて、完治させるのはなかなか難しい汗管腫ですが、何回かレーザーを当てることで、ずいぶん綺麗になります
眼瞼黄色腫(がんけんおうしょくしゅ)
まぶたや目の上に、やや黄色っぽい平たく盛り上がったようなできものができることがあります。何かがベタッと貼りついているように見え、左右対象にできるのが特徴です
高脂血症の患者さんの多くに見られるとされているため、このような症状がある場合はまずは血液検査をし、治療の必要があれば薬を飲むことで眼瞼黄色腫も治ることがほとんどです
ただ、高脂血症ではないのに眼瞼黄色腫ができている患者様もわりといらっしゃるんです。そんなときは炭酸ガスレーザーで除去するのがおすすめです
どちらも悪性のできものではないけれども、やっぱり見た目には気になるもの。炭酸ガスレーザーなら受診されたその日にすぐ治療することができるので、「今すぐなんとかしたい!」という方は、ぜひいらしてくださいね
ちなみに。
しのぶ皮膚科では炭酸ガスレーザーのモニターさんを募集していますリーズナブルな価格で受けられるチャンスなので 気になる方はぜひお早めに
しのぶ皮膚科https://sclinic.jp/
このコラムの執筆専門家
- 蘇原 しのぶ
- (東京都 / 院長 皮膚科医)
- しのぶ皮膚科 院長 院長
皮膚科医だからこそ提供できる質の高い美容医療を
皮膚科・皮膚外科歴15年。 ヒアルロン酸、ボトックス治療に造詣が深い。 オールアバウト美と健康のガイドでもあり、執筆、テレビ、ラジオ、などのメディア活動も精力的にこなしている。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会認定医。