大切なデータを安全に保管する方法 - ITコンサルティング全般 - 専門家プロファイル

藤川 佳
株式会社ECSコンサルティング 
ITコンサルタント

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閲覧数順 2016年12月03日更新

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大切なデータを安全に保管する方法

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最近では多くの方が写真を撮るのにデジカメを使っているかと思います。また家庭用のビデオカメラも撮った映像をパソコンに保管するタイプがほとんどです。

写真に関してはパソコンに貯めておいて、人に見せる時にだけ印刷、という使い方をされている方も多いのではないでしょうか。劣化しない点でも保存スペース面でもやはりデジタルデータになっているのは大変便利です。

しかし、経験された方も多いかと思いますが、パソコンの中で一番壊れやすいのはデータを保存するハードディスクです。異音が鳴り始めて壊れたり、前触れもなくある日突然壊れてしまう事もあります。また、火事や地震等の天災で失ってしまう可能性もあります。大切にしていたデータがすべて一瞬でなくなる、なんとしても避けたいですよね。企業ならばそれなりの対策をとっている場合がほとんどですが、個人宅となると安全な保管を実現できているケースは少ないようです。

そこで今回は個人宅でパソコンに保管したデータの安全な保存方法について、ご紹介したいと思います。


*事前準備:データを一カ所にまとめる
データの保存、バックアップを行っていくにあたり、データを一カ所にまとめておきます。最近では家庭でも複数のパソコンを利用している方が多くいらっしゃいますが、運動会の写真はリビングのパソコン、お遊戯会は書斎のパソコン等々複数箇所に保存していると、データ保護を行っていくのが難しくなってしまいます。


*安全な保存1:複数のハードディスクに保存する
ハードディスクが壊れてしまった際に有効な手段として、バックアップをとる事です。一台のハードディスクが壊れた場合でも、別のハードディスクに残っていれば安心です。指定したフォルダを、決まった時間に自動的にバックアップしてくれるフリーソフトも多数公開されていますので、こちらを利用するといいかと思います。ついつい忘れがちなバックアップも自動化しておけば安心です。

またRAIDという、ファイルを保存するたびに自動的に複数のハードディスクに保存してくれる機能のついた外付タイプのハードディスクも発売されていますので、こちらも有効な対策です。ただRAIDをコントロールする部分が壊れたり、別の理由でいっぺんに壊れてしまう危険性もありますので、できればRAIDだけではなくバックアップする方がオススメです。


*安全な保存2:離れた場所へ保存する
メインのハードディスクとバックアップ用のハードディスクは、一台のパソコンの中に接続するのではなく、できれば別の場所へ保存するべきです。一台に保存している場合、同時に破損してしまうというケースが発生する可能性があるためです。

最近ではインターネット上で大容量の保存スペースを提供するサービスも多数ありますので、そちらにバックアップするというのも大変有効です。火事や地震の際にもそちらに残ります。またそういったサービスを行う会社では上記で説明したRAID仕様になっていることが多いので、オンライン上のデータ破損も起こりにくいです。万が一破損しても自分のパソコンから再度バックアップする事ができます。


*安全な保存3:緊急時にすぐ持ち出せる
最重要データに関してはインターネット上にバックアップを取っていれば安心ですが、容量が増えると有料になるサービスも多いため、全データを保存できない場合もあります。そういったデータに関して、天災が発生した際にすぐ持ち出せるようにしておくと便利です。防災グッズと合わせてパソコンを抱えていく事はなかなか難しいですし、急いでパソコンを開けてハードディスクを取り出すというのも無理です。

そこで外付タイプのハードディスクを大切なデータの保存場所、おしくはバックアップ用に使用する事をオススメします。外付ハードディスクでしたらパソコンからすぐに取り外せます。無線LANで接続できるタイプもありますので、防災グッズの近くに置いておけば、いざというとき簡単に一緒に持っていく事ができます。


*まとめ、私の家の保存方法ご紹介
安全な保存方法について3点ご紹介させていただきました。私の家では以下のように保存しています。


**1.ネットワーク接続対応の外付ハードディスクにデータ保存
複数台のパソコンを保有していますが、どのパソコンからも保存するように設定しています(写真上)。通常の外付ハードディスクですと、接続しているパソコンを起動していないと保存できないため、ネットワーク対応が大変重宝しています。2009年現在では1TBで1万円ちょっとから購入できます。


**2.パソコン内蔵ディスクにバックアップ
パソコン起動時もしくは終了時に、外付ハードディスクからパソコン内のハードディスクにデータを保存するよう、フリーソフトで設定しています。外付ハードディスクを購入するとバックアップソフトがついてくる事も多いです。


**3.一日一回もしくは一週間に一回程度、インターネット上にバックアップ
こちらもフリーソフトで設定し、自動的に外付ハードディスクからバックアップを保存します。インターネット上に保存していると外出先からでも閲覧できるというメリットがあります。実家や友達の家からでも閲覧可能です。最近ではWiiやPS3等のゲーム機でインターネットができるため、大画面テレビでスライドショーなんていう使い方もできます。


**4.外付ハードディスクは玄関に一番近い部屋に重要書類や防災グッズとまとめておく
急いで避難しなければならない事態が発生した場合に、不動産登記や売買契約書、保険証等の書類も持っていきたいものです。それらと防災グッズ、外付ハードディスクを玄関近くに置いておくとすぐに持っていくことができます。コンセントについてもすぐ抜けるように外付ハードディスクだけ机下でなく、机の上のハードディスクのすぐ後ろに置くようにしています(写真下)。


ちょっとやりすぎと言われてしまいそうですが、家族の大切な思い出はこれで守ることができます。大変便利なデジタルデータですが、故障はつきものです。ぜひ皆さんも大切なデータの保存方法について、再度見直してみてはいかがでしょうか。

今回は個人宅でのデータ保存についてご紹介しました。企業で行う場合は更に注意点等多くございますので、私たちのような専門家にご相談いただくことをお勧めいたします。