蜜の味
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私が、若い時に、「金曜日の妻たちへ」 というドラマが大ヒットした時期があったんだけど、
当時、私もまだ、独身で、お父さんと付き合っていた頃だったかな?
あの、ドラマ以降
不倫というものの後ろめたさが、ずいぶん変わったような気がするよね
失楽園までは、危険だけれど、金妻くらいは、そう珍しい話でもなくなったというか
インターネットの普及も手伝って、
普通の家庭の奥さんの中にも、自ら出会いを求めるって話を聞くと、
家庭の中は、どうなってるんだろうと、覗いてみたい気がするよね
いつかも書いたかもしれないけれど、
家庭の奥さんが、一番危険なときは、
子供に手がかからなくなった頃
家庭に特に問題がなく、
夫婦間も安定していて、
外に勤めに出始める頃が、一番、心にスキが出来やすいんじゃないかな?
まだ、自分の女の部分を捨てきれる年でもないもんだから
ちょっとした刺激に、一気にアクセル全開
こういう時期こそ、誘惑に負けずに乗り切ってほしいよね
自分が女として見られることに心地よさを感じてるうちは、
磨きがかかっていいんだろうけど
あまーい蜜の味を知ったら、
始めのうちは、自信という利息をつけてさあ
こういうときの美しさも、半端ないからね
けれど、この蜜の味を知ると、繰り返すケースが多いんだよね
寂しくて、繰り返すんだろうけど、
もともと、いなくても、幸せだったのに
いったん、蜜の味を知ると、相手がいないと寂しいなんておかしな話だよね
このコラムの執筆専門家
- 清水 英子
- (メンタルヘルスコンサルタント)
- 清水英子
まず、話すことが第一歩。私に話してみてください。
私のところに、たどり着いた方々のこぼれ落ちる涙を見るたびに、ココロの腕で抱きしめてあげたくなります。話すうちに、笑顔がこぼれ、元気になっていくのをみていると、人間本来の持っている力を感じ、次のカウンセリングに続く原動力となっています。