いつも味方でいて
絶対裏切らないで
ずっとそばにいて一緒にいるって、
そう言って。
離れないで
そう約束して、、
長年闘病していた、大好きな叔母が亡くなろうとしていた時、駆けつけていた親戚に懇願して、もう立てなくなってしまった。
数年前のことだ。
わたしは優しくて味方でいてくれる人がいつも好きで、 「愛の鞭」
と称する厳しい愛を受け入れられない。
「優しい人ばかり周りに集めているから、成長しない。」
いくらそう叱責されても、私はそう思わないのです、ゴメンなさい。
願いがなんでも叶うのならば、
わたしがどんなことを言っても、肯定して、味方でいてくれて、ありのままの自分を愛してくれる人に会いたい
人間である限り、それはほとんど不可能だとは思うけれども、そういう人を切に求める気持ちを止められない。
だからわたしは他人に対して、無償の愛を持って、味方でいたい、と言う夢を持っている。
一人くらい甘やかしまくる人が、誰でも必要なのではないか?少なくともわたしはほしい。
叔母と姪っ子というのは、離れすぎず近すぎずの程よい関係のような気がする。
叔母は、実の母よりも母らしく、わたしは実の母よりも、叔母に甘えた。
この叔母の子供《いわゆるわたしの従姉妹》によると、わたしの母と従姉妹は同様の関係なのだそうだ。
irony.....
「のんちゃんの気持ちわかるよ」
おかずを、ビニールいっぱいに詰めて運んできてくれてありがとう。
「お母さんの気持ち、わかってあげて」
いつもそう言ってたね、これはまだ努力中です
「CDに最新のオススメの曲を録音しておいたよ」山盛りのCD、しょっちゅう持って来てくれたね。
《一番のオススメは平井堅なんでしょう?》
「いつ死んじゃうかわからない、今日1日が大切なんだ。1日でも多く生きたい」
なんで、辛い苦しい病気が世の中にあるんだろう。
叔母ちゃん。わたしはいくら頑張っても、性質が三歳の頃と何一つ変わらないよ。
寂しがりやで、気が弱くて、甘えん坊でわがままでどうしよう。
もう40さいになっちゃうよ、、、
あの日、雪が降ってたね
わたしが病気になったときも雪が降ってた
ベランダで子供達がどうしても雪だるまを作るといったとき、お風呂をわかしてバケツを運ぼうとしたとき、わたしは身体が動かなくなっていた。
でもね、今は動くんだよ、元気になったんだ
叔母ちゃんの涙が空からいっぱい降ってきて、雪を溶かして、わたしを自由にしてくれた、、そうなんでしょう?
思いが重なるその前にhttp://youtu.be/lVsp50hnMFE
このコラムの執筆専門家
- 蘇原 しのぶ
- (東京都 / 院長 皮膚科医)
- しのぶ皮膚科 院長 院長
皮膚科医だからこそ提供できる質の高い美容医療を
皮膚科・皮膚外科歴15年。 ヒアルロン酸、ボトックス治療に造詣が深い。 オールアバウト美と健康のガイドでもあり、執筆、テレビ、ラジオ、などのメディア活動も精力的にこなしている。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会認定医。