孫子の兵法 - ITコンサルティング全般 - 専門家プロファイル

小坂 淳
株式会社環 
東京都
ウェブ解析士マスター

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閲覧数順 2024年04月25日更新

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孫子の兵法



イチローが8年連続の200安打・100得点・30盗塁を達成しました。
今年は出塁率が過去最低と調子はいまひとつでしたが、
1番打者として求められている出塁と進塁・得点の指標を8年間続けているのは素晴らしいことです。
同年代の誇りですね。

さて、本を読む際に偏らずにバランスよく読むことが大切だといいます。
例えば
・仕事の本(技術本など)
・自己啓発本
・歴史・地理などの本
・科学・数学系の本
・小説
・趣味の本
など違う種類の本をバランスよく読むことです。

それが発想の転換にもつながり、教養を広げることにもつながります。
色々な方と話をしていると実績を残していたりしっかりした仕事をされる方は
幅広い話題に対応できることが多いのもそこにあると思います。

そういうわけで昔から好きではあったのですが、最近歴史に絡む本を
読むことが増えました。

年表を見ると、時代はどんどん早くなっているように感じ、
実際そうなんでしょうが、では昔のことより最近のことの方が
優れているかというと必ずしもそうではないです。

数学や宗教・戦略などはずっと前から確立しているものも多く、
実際に世界に名だたる宗教が2000年以上前から存在していることは
その一端といえます。

戦略も同様で、「孫子の兵法」は春秋戦国時代ですから
2500年ぐらい前の話です。
まだキリスト教も誕生していなく、仏教も中国に伝わる前の話しです。

孫子は孔子の儒教などと異なり、宗教的な色彩は全くなく、
日常の戒め的なことではないですが、
個人ではなく、組織がどうあるべきかという意味では
最古のものではないかと思います。

「彼を知り己を知れば百戦危うからず」
「百戦百勝は善の善なるものに非ず。戦わずして人の兵を屈するは善の善なるものなり」
が有名ですが、「兵法」ではありますが、
外交も含めた「戦争前準備」に焦点が当てられています。

よく準備90%といいますが、本当にそのとおりで、
営業の商談にしろ、交渉にしろ何にしろ準備にもっともと力をかけるのが
成功への近道です。

「スピード重視」「戦わずして勝つことが上策」「地形の活用」
「情報収集の重要性」「勢いのつけ方」など
今の組織で重要なことの本となっています。

孫子の兵法の解説本はいっぱい出ていますので、
是非皆様にもご購読お勧めします。