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閲覧数順 2024年04月26日更新

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iPhoneとアンドロイドの比較

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スマートフォンコンテンツ制作
先日、iPhoneとアンドロイドの講演を聞いてきました。
今後このふたつのプラットフォームはどのような展開になってゆくのか
とても注目されていました。
講演を聞いて少しまとめてみます。

まずiPhoneの強みは
もちろん言うまでもなく、操作性に優れていてスムーズ、指をうまく利用した
操作性が魅力です。これは大きいです。

あともうひとつ大きなことがありました。
Appstoreでのマーケット展開の確立です。
これは、ユーザーが簡単にiPhoneで使いたいソフト等を
ダウンロード購入できる仕組みなのですが、決済システムが確立されており
開発者側への課金の仕組みも出来上がっているのです。
つまり、開発者は個人でもソフトをAppStoreに展示して
商売ができるのです。(アップルには売上の3割が徴収されてしまいますが)
その仕組みは、日本の3キャリアは昔からやっていましたがあくまでも
公式サイトになってからなので手続きは大変でした。アップルはなんと、
英文の手続きがあるようですが、3キャリアのような大変な審査はなく
手続き後、だれでもSDKで開発したソフトを
展示し商売できるのです。一般利用者からみれば関係ないお話ですが
ひとつのプラットフォームが繁栄するためには、ユーザー側からだけ
盛り上がりでなく、開発側の盛り上がりも重要と思われます。
その仕組みがうまく出来上がっていることは大きいようです。

そしてアンドロイドはこれからです。
iPhoneはすでに市場にでていて、先行していますが
どのような展開になっていくでしょうか。
NTTとKDDIがアンドロイドを使用するということですが
googleとの協定がうまく進めばiPhoneのAppStoreのような市場
も作ってくれると思います。そのような市場がないとiPhoneと競争するのは
難しいかもしれないですね。

ただアンドロイドはオープンです。
しかも、デバイス周りの制御が可能です。この2つは何かとてつもない
ほど大きいんです。
どういうことかといいますと、
1.アンドロイドはオープンです。
  フリーです。Linuxと同じです。というよりLinuxです。
2.デバイス周りの制御が可能
  ソフトの開発でなく、デバイスレベルまで制御できます。
  OSをフリーで開発できるようなイメージです。
  可能性がPC、携帯だけではなく、家電にまで広がります。

iPhoneはアンドロイドに較べて非公開な部分があり
オープンまでとは言えません。
このようにアップル社側で制約をかけていることが
今度どのように影響してゆくかが気になります。

でもとにかくiPhoneは理屈抜きで良いツールです。
アンドロイドは未知なる可能性を秘めているような感じで
クリエーターの創造力を刺激します。
そして携帯電話という端末の枠を飛び越えています。
Linuxの進化系というイメージのほうがしっくりくるかもしれないです。

あと期待しているのが、WindowsMobileの更なる発展です。
おそらく大きな刺激をマイクロソフトは受けていると思います。
でも、.NETの開発キッドは既に出来上がっているししかも
個人的には、使い慣れています。
既存の業務システムをモバイルに移行するときに
WindowsMobileを利用し.NETで十分対応できます。
あとは、ユーザー利用数が増えれ認知度が上がればよいので頑張ってほしいです。

今度、このような技術が現実手に入るということを踏まえ、どのような
システムを作ってゆきたいのかを改めて検討したいと思います。
開発者はどのプラットフォームでいくかというより、どんなことをしたいかです。
いままで漠然とできたらいいなと思っていたことが現実可能になるかも
しれないのです。