- 池本 真人
- Div Design Webサイトの一級建築士
- 東京都
- Webプロデューサー
体の根本と心の根本を知る!
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もう今日から二月です!
時が過ぎるのはあっという間ですね。
元々、時間というものは無いものですが、時間の流れも人によって、状況によって異なるのが面白いところです。
昨日、マクロビをしていたという受講生さんが、こんな話をしてくれました。
「前にまーくさんが言ってくれたように、マクロビを厳格にやればやるほど体調がおかしくなっていってしまって…。あれ?何か違うんじゃないかな?って気付いたんです。」
何でも食べられる体が健康体ということなのに、どんどん食べられないものが増えていくというのは、どういうことなのでしょうかね?
その受講生さん自身も仰っていたのですが…。
「でも、それがあったから気付いたんです。」
そう、経験されたということは本当に大切なことなのです。
そして、冷え取りを実践されている人が、以前いらっしゃったことがあります。
「上級者になると靴下を10枚くらい重ねて履けるようになるんですよ~。」
冷え取りの上級者になったのに、靴下を履く枚数が増えているのはおかしくないですか???
靴下を何枚履けるかというギネス記録に挑戦しているなら別ですが、元々は何のためにやっていたのでしょうか?
健康になるためですよね?
寒さに耐えられる体が欲しいわけですよね?
一度始めてしまった靴下の重ね履きをやめられないというのは、どう考えてもおかしいのです。
デモ講座にいらっしゃった方で、冷え取りをされている方がいたので、こんな話をしました。
「身近に冷え取りを実践している人がいるので、いつもは何も言わないんですけどね。体っていうのは面白いもので、環境に慣れていくものなのですよね。何枚も履いているとどうなるかと言うと、体が怠けはじめるんですよねぇ。周りが温めてくれるから、自分で何とかしようとは思わなくなるんです。」
その話しを聴いて、次のように答えてくれました。
「そういえば…。私はいつも夏はサンダルで過ごしていたんですけど…。今年の夏はサンダルだと寒くて、ずっとブーツを履いてたんです。」
「でしょう?体が温めてくれる環境に馴染んだっていうことですよ。」
「確かに…。」
少し考えたら解るようなことでも、何か一つのことに捉われると、その思いから離れられなくなるものです。
ここでまた誤解が無いようにお伝えしておきますと、寒い時には厚着をするのも良いんですよ。
でもね、ずっと続けていると身体が環境に馴染んでいくんです。
アトピーの人は、体の表面に症状が出てきますね。
あれは毒素を皮膚から排出しようとしているわけです。
その排出を妨げるように、皮膚の表面に何かをしたとしたら、その毒素はどこにいくのでしょうか?
元々、毒素はどこから排出されるものなのでしょうか?
大雨で川が氾濫して洪水が起きた時、「よし!もっと堤防を高くしよう!」と言っても、それ以上の水が押し寄せてきたとしたら…?
木を見て森を見ずというように、その大元はどこにあるか…ということなんです。
洪水を防ごうと思ったら、川ではなく山を見て木を植える…というようなことも必要なわけです。
そして、もう一つ大切なこと。
体と心は繋がっているんです。
心から起きる病が約7割。
なればこそ、体に症状が現れたとしたら、心を見なければいけないことも多々あります。
ですが、心は体のように見えないものですから、そんなものは関係無いのではないかと思われるのですね。
講座前のお話しで「怒り」について話していた時、子供を持つ受講生さんが、こんなことを言っておりました。
「それが私の課題なんです!どうしても生理になるとイライラしちゃうんですよね。だから子供達には、事前に『今、大変だから怒らせるようなことしないでね!』って言うんです(笑)」
そんなこと言う人がいるのかと、みんなで大笑いしたような話しですが、それから何が解るかと言えば…。
体と心は繋がっている!
ということです。
体の根本はどこにあるのか?
心の根本はどこにあるのか?
身心の根本を知らずして、本当の意味での健康というものは無いのです。
巷に溢れる健康法をあれこれと追い求めて…。
その心こそが病んでいることにも気付かないのだから、いくら体が元気だったとしても、身心一体であるが故に、健康である…とは言えないのです。
だから松井式では、体と心の学びを両方行っています。
心だけしか見ないカウンセラーに人を救うことは出来ません。
体だけしか見ない医師に人を救うことは出来ません。
治療家であればこそ、心のことも学ぶ必要があります。
宗教家であればこそ、体のことも学ぶ必要があります。
心の勉強会で、よくお伝えすることがあります。
「分かったつもりになっているだけでは何にもなりませんよ…。」と。
もちろん私自身が全てを解っているなんて思いませんし、私自身への戒めでもあります。
感動するような良い話しに、多くの人は惹かれます。
ですが、そんなものをいくら集めても何にもなりません。
何故なら、それはその人の経験でしかないからです。
表面上のテクニックやコツを集めたとしても、それを実践するのは自分自身ですから、学んだことを経験しないことには何にもなりません。
それが、いつからか、やったつもり、分かったつもり…になっていってしまうのですよね。
この記事の最初の方にお伝えしました。
経験するということが大切だ…と。
経験するのは誰でしょう?
自分以外の何者でもありません。
そして、その自分というものは「心」と「体」の二つから成り立っています。
自分を知りたいのであれば、この両面から見ないことには偏った考え方しか出てこないのです。
つまり偏見というやつですね。
スピリチュアルが好きな人は、全てが一つだ…というようなことを言う人がおります。
全てが一つだ…と思っているのは誰でしょう?
自分から全てを見ることと、全てから自分を見ることでは、見える世界が180度違います。
同じものを見ているように見えても、実は見える世界というものは、真逆なわけです。
魂というものに捉われている間は、自ら檻の中に入ったようなもので、自分の何たるかも実は解っていないのですね。
神というものを妄想している間は、自ら神を殺しているようなもので、神の姿というものは実は見えていないのですね。
偏らず、拘らず、捉われず、心を広く、もっともっと広く…。
分かっていると思った時こそ分かっておらず、自分の姿を捉えたと思った時こそ自分を見失っているものです。
ずいぶん長く書きましたが、こんな話に興味の無い方は最初から読みませんよね。
体の学び、心の学びの根本を真剣に学ぼうと思ったら、一生懸命食らい付いていくものです。
私の心の師である松井さんが毎月開催していた勉強会を引き継いで二年半くらいになります。
松井さんの時から数えると十年以上になるでしょうか。
今、探究編(上級編)では般若心経の学びを行っておりますが、最初は分からないながらも一生懸命付いてきた方々が、学びを深めていっています。
その仲間達が、前回の勉強会のことを記事にしてくれておりました。
どれを見ても真摯に学んでいる姿が目に浮かぶと思います。
【生きるって楽しいのだ(仏教編)】
http://ameblo.jp/amical-mint/entry-11976164400.html
【ここ勉~探究編】
http://ameblo.jp/fouleenagomi/entry-11975940490.html
【舎利子是諸法空相不生不滅不垢不浄不増不減】
http://ameblo.jp/naitansoratan/entry-11975894926.html
【自分は何者か?】
http://ameblo.jp/pawocci/entry-11976572022.html
【お土産いっぱい♡】
http://ameblo.jp/mayunpes/entry-11975922734.html
世の中の全ての出来事は自分から起きるものです。
世の中を良くしようと思ったら自分を見つめ直していかねばなりません。
自分という存在は体と心から成り立っています。
体だけ学んでもダメなんです。
心だけ学んでもダメなんです。
体の根本と心の根本。
その両方を学べば、あとは枝葉の問題ですから、大抵の事は解るようになるものです。
枝葉でウロウロする経験も必要なわけですが、根本を学べる環境があるのであれば、根本に触れていった方が良いのではないでしょうか。
視野を広く、もっともっと広く…。
根本の学びが広まっていき、いつか本当の意味で全ての生きとし生けるものが幸せになったらいいなぁ…と思います。
松井式は東京・大阪・愛知・広島・徳島で開催中です!
【松井式気功美容協会公式サイト】
http://xn--xfrs5sdvnsls.jp/
【気功と仏教心理学を学ぶ心の勉強会サイト】
http://kokoronobenkyoukai.jimdo.com/
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★2月15日(日)、生命の自由の発見とは?
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