原爆資料館のカンナを救おう! - 婚活全般 - 専門家プロファイル

橘 凛保
社団法人橘流恕学アカデミー 理事長 講師
東京都
マナー講師

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閲覧数順 2024年04月24日更新

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原爆資料館のカンナを救おう!

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講習

なぜ原爆資料館からカンナの写真がなくなるのか

その質問が多いのでここに描くことに致します
この回答は、直接資料館に問い合わせました

①リニューアルの理由
原爆資料館の老朽化と展示物の入れ替え(見学時間の短縮も鑑みて)

【現状】
現在説明が前半にあるため
そこに時間を取られすぎて後半は急いで見て帰る現状

【改善策】
前半後半を入れ替えて説明部分をあとにする

②カンナの写真を失くす理由
・前半後半を逆にするため、最後に希望を持って帰ってもらうと言う現状にそぐわない
 したがって、カンナの写真は必要がなくなる
・決定事項により変更は難しい

③会議は一般市民にも呼びかけたし、既に会議は終了している


資料館にカンナの写真を残してほしい理由

正規の展示でなくても良いが、いつ、誰が訪ねても見られるようにしてほしい


①カンナの写真が見たいことから原爆資料館への関心が高まっている

・カンナ・プロジェクトにより、カンナのことが周知され、多くの人がカンナの写真を観に行きたいと言っている人たちがいるという事実
・全国24都道府県151校、広島市内・廿日市市内30数校にカンナの講演・植栽をする中で、平和への想い、命についてなど子どもたちは学び 花を咲かせていること。そんな子どもたちが修学旅行でカンナの写真を見ていること
・世界10カ国にリレーを繋いだことで広島原爆資料館への関心を高めたこと
・原爆を知らない世代がカンナの写真に関心を示していること
・東北被災地に80数校にリレーしたことで、被災地からも原爆資料館のカンナの写真を見学しに来た学校もある
・身の回りに咲くカンナにも平和への祈りを込める人たちが増えている
・カンナが原爆投下からわずか1ヶ月で咲いた事実を知る人たちはこの10年のカンナ・プロジェクトで確実に増えた「二度と繰り返さないために花にも恩を忘れない」
・少なくとも151校の子どもたちその父兄、先生方、被災地の学校、避難所のひとたち、仮設住宅 の方々、カンナスマイルに参加して下さった方々が広島に、原爆に関心を示して、平和を考えるき っかけとなっている事実
・新しい動きとして、都内の教育委員会がカンナ・プロジェクトに取り組もうとしていること

②カンナの花が被爆植物に指定されていないため写真を残さないと忘れられていく

・広島には、たくさんの被爆植物がありすぎて、あらたにカンナを認定できない現状


69年前に咲いてくれた真っ赤なカンナ花言葉「堅実な未来」




カンナはあまりに早く咲きすぎたのです

でも真っ赤なカンナは

被爆植物に残るために咲いたのではなく

人々にいちばんに「生きられる」をあげなくては!と咲いてくれたカンナです



皮肉なことは世の常です

早く咲いて復興の源となったにもかかわらず

だからこそ故に がれきとともに捨て去られました

しかし 松本栄一さんというカメラマンが

貴重なフィルムでこのカンナの咲いているところを写していました

写さないではいられなかったと記録があります

ちょうど69年前の9月上旬でした

このフィルムは隠さざるを得なかったのです

世に出たのは50年後

原爆資料館のリニューアルでした

掲げたのは当時の館長さん

父上様は原爆で即死

その行方を探した母上様の臨月近くのお腹の中で被爆されました

ご苦労の末社会人となる時

安定した職と言うことで市の職員になりました

その最後の職場が原爆資料館の館長の仕事

皮肉なことにというか 天の導きでしょう

リニューアルがやってきたのです

館長はカンナの写真をみつけました

「この写真こそ、人々に恐ろしい事実は知らせるものの、最後には希望を持って帰ってもらえるにふさわしい写真だ!」と提案

市長始め反対者が続出

それでもこの写真を!と貫き なんとか出口に掲げられた

しかし その前のところにお土産コーナーもあり

前半の説明で疲れた来館者はイヤホンガイドもしまい込

後半はさ~っと見てでてしまう

特に最後の写真前には立ち止まることなく右へと曲がってでてしまう

とても残念なことですが ほとんどの人は気づかないのです

2004年 私がそのカンナの写真と出遭い

広島の方々が この写真を知らないことに気づきました

未だに多くは知られていません

10年がんばっても 知る人ぞ知る程度の写真なのです

だからこそ 私は自費で伝えてカンナの球根をリレーしています

花にも恩を忘れない

二度と原爆を繰り返さないために


戦争を全く知らないこれからの人たちが

いきなり恐ろしい展示に関心を示すでしょうか・・・

私の話を聞いた方々は

まず このカンナの 花が咲いたことに関心を示し

花を育てながら平和を感じて 資料館にも行ってみようと思うのです

「希望」は平和で満ち足りているときには本気で沸いてきません

絶望のなかに生まれるものだと思います


その絶望の過去を引きずるのではなく

過去を事実を受けとめ 未来につなぎ紡いでいくことが大事です

このカンナが人々に未来を繋ぎつむぎはじめています


東北被災地でのエピソードです

被災地光景が原爆のヒロシマと同じことから

真っ赤なカンナを咲かせました

食べ物も居場所もないときにこのような話をしては・・・

そんな躊躇をしましたが

あること(ブログに詳細)から

「そう言う話こそまっていたのです!」と仙台の教頭先生にいって頂き

福島から岩手まで80カ所あまりに

広島の子どもたちの手で育てた球根を

手紙を添えて届けました

そのカンナはヴァチカンのローマ法皇様からの要請を受けて届けに行きました

自費でしたが 届ける伊阿智があると思いました

これだけの人がカンナを知りカンナの奇跡に感動し

新たな奇跡を呼びました

「カンナの写真をみてみたい!」と広島に行った方々もいらっしゃいます

広島は遠くてまだ行かれない人たちがたくさんいます

カンナの話を伝えた人の数は2万~3万人

もっとだと思います

特設会場展示ではなく

いつでも誰でも見られるところに展示してほしいのです

せっかく広島に訪ねたのに

「写真がない」と言うことにならないでほしいのです

原爆にも負けないでいち早く咲いて

人々に起きる力をくれたカンナの花は

現代に生きる私たちにも訴えるものがあります

カンナは被爆植物に指定されていませんが

本当は仲間に入れてやってほしいです

広島には平和教育でしなければならない教材・カリキュラムが一杯で

これ以上新たに増やすことは子どもたちにも先生にも負担となる

だから私は「咲かせたい」と言って下さる校長先生方

担任の先生方にお話しして1校1校訪ねて咲かせてきました

どうか このカンナたちを忘れないでやって下さい

どうか いち早く咲いてくれたカンナを忘れないでやって下さい

2014年8月28日 広島で土砂崩れがありました

たくさんの方が亡くなりました

ご冥福をお祈りします


そして約1ヶ月・・・

再びカンナが咲いてくれました

こんなにも健気なカンナの花です

こんどは この球根を絶やさないように守ることをお願いしました

2度までも カンナは広島の人たちに希望や勇気をくれました

どうか 原爆資料館にカンナの写真の常設展示をお願い致します

花も人も自らを誇るために咲くのではありません

だれかに優しさや笑顔を差し上げるために咲くのです


世界中の人の心にカンナの花を咲かせませんか・・・・


カンナ・プロジェクトを広島で応援して下さるばいやんさんが 
土砂くずれの被災地でボランティアをしているときにみつけて送って下さった写真です

69年前と同じ1ヶ月でカンナが咲いてくれました
69年前は真っ赤なカンナ(堅実な未来)今回は黄色のカンナ(永遠)
あの日も今回もこのようなところに咲いてくれたのです



署名にご協力下さいませ


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