音楽療法の現場よりー音楽の裏の力 - ボーカルレッスン全般 - 専門家プロファイル

田中 真由美
サニー英語発音スクール 代表
東京都
英語発音スペシャリスト

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閲覧数順 2016年12月07日更新

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音楽療法の現場よりー音楽の裏の力

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今日は病院でボランティアの日でした。

まず行くとナースステーション内で、その日の一人ずつの患者さんの体調、

飲み物やマッサージについて必要かそうでないか等の指示を看護師さんから

もらいます。

健常者へのマッサージではないので、ヒーリング系に近い優しいアロママッ

サージを患者さんにしていますが、とにかく患者さんの痛みが少しでも和らぐ

ようにと心をこめてマッサージします。

一期一会

最近、本当にこの言葉が身にしみます。

10年前には自分が緩和ケア病棟で患者さんと接していることなど想像もしていなかった

ことですが、今自分がしたいことを出来ている。それだけでも感謝。その中で

余命が短い患者さんとの日々の出逢い。そして別れも一期一会と思えば

悲しみだけではなく出逢えたことへの愛おしさの気持ちと変わります。

 

今日の音楽療法では、先生が「里の秋」など秋にちなんだ歌を多く歌われていました。

ベッドごと、そして車椅子で数人の方がラウンジまで聴きにきました。

歌声は各部屋まで届くので、あとからご家族の方が「医師の先生とシリアスな話を

部屋でしている時にテネシーワルツが聴こえてきて心に響きました。

心が和んで涙が出てきました。ありがとうございます」とわざわざ伝えにきていました。

 

このように、緩和ケア病棟では最期を看取るご家族への痛みの緩和をも

含めているのが大きな特徴です。

 

ちょうど今日スウェーデン人の研修医が来ていて、先生が「スウェーデンでは

音楽療法が盛んですね。でも日本では非常に少ないのです」と説明していました。

ただ音楽療法も医療と同じでいつも100%完璧というわけではなく、

中には音楽療法を拒絶する方もいるようです。

今日、看護師さんの説明でそういう方がいるということがわかりました。

 

「音楽によって心を乱されるのが恐い」というのが理由だそうです。

 

実際に大ベテランの先生でも「音楽療法の失敗」事例がいくつかあるようで

それは、音楽によって患者さんが思いもよらなかった感情が湧き上がってきてしまい

取り乱すような結果に繋がってしまったりです。

 

音楽の力は偉大でもあり、

またその裏の力も知った今日の学びでした。

  

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