◆箱と引き出し

インテリアコンサルタントの石井純子です。
ライフオーガナイズからインテリアコーディネートまで、ステップに応じてアドバイスしています！

箱と引き出し、どちらが使いやすいですか？

私の場合は、それぞれ中身の違う引き出しを開けるイメージと違い、箱は閉じこめておくようなイメージがあります。

閉じ込めたり、入れっぱなしになってしまったり。

収納用品は、収納するものはもちろん、ご自身の使いやすさやも大事なポイント。

アクタス 　シャインシリーズ

IDEE 　コントゥールドロワー

ローラアシュレイ

以上2点、無印良品

大事なものが、押し入れの奥で、古びた段ボールに入れられていたら、それは何だかもったいないこと。

大事なものは、しまい方だけでなく、そのあり方も見直すと、ものが生きてくるように思います。

もののことばかりではなく、人生や仕事においての先輩や、友人でも知人でも、たくさんの「引き出し」を持つ人に憧れます。

自分の知識や経験、世の中の常識にしきたりやマナー、そして思想や志。

目には見えなくて、形もないもの。

それらがしっかりと整理され、自分の中の引き出しにきれいに収まって、いつでも適切な情報がさっと出てくる人。

とてもスマートで、人としての深みを感じます。

そんな、引き出しのある人になりたいな、と思っています。

臨機応変にさっと選んで引き出しを開けるのではなく、箱の中に自分の思いを入れて、フタを閉じたままだと、たくさんの可能性を見逃しているような気がします。

そして、たくさんのことに気付かないままのような気もします。

そんなことを考えられるようになったら、以前読んでもピンとこなかったこの本が、妙にしっくりきたのです。

成長できない自分でも、少しは何かが変わっているかもしれません。

今日も毎日の学びに感謝です。