死ぬまで学び続けること - コラム - 専門家プロファイル

池本 真人
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閲覧数順 2024年04月19日更新

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死ぬまで学び続けること

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徒然日記

昔、心の師である松井さんが、こんな話をしていたことを思い出しました。
「生活のために働いて、子育てしてっていうのは本当に小さなこと。それ以上のものがあるんだよねぇ。」
当時の私は、その深い意味まで理解することはありませんでした。


現状の生活を見直してみて下さい。
朝起きて布団を上げ、朝食を作り、歯磨きをして、子供を見送り、化粧をして、仕事に行き、洗濯をして、お風呂に入り、夕食を作り…。
毎日毎日、やるべきことに追われて終わりがありません。


果たして自分の人生を生きているのか、それとも人生という名の何かに動かされているのか…。
強迫観念のようなものに取りつかれて、ゆとりなど一切無い生活を送ってはいないでしょうか?


一方、金儲けに明け暮れ、好きなアイドルを追いかけ、ドラマに夢中になり…。
と、今の楽しみだけに目を奪われ、貴重な時間を何の成長にも費やさない…というような生き方をする人もいます。


どちらの生き方も年老いた時に気付くでしょう。
今まで何をやってきたのだろう…と。


死ぬのが怖いという人もいます。
そういう人に限って、今の楽しみに逃げ、生と死について何も学ぼうとはしません。
いざ死ぬ時が間近になって後悔しても、どうしようもありません。
何の準備もしてこなかったのだから当然なのです。


偽りの希望や夢というものは、一時的な幸せを約束するけれど、行き着く場所というのは悲嘆なのですね。
大海原で遭難して、喉の渇きに堪えられず海水を飲んでしまうように、先がどうなるか見えていながらも、現実から目を背け、一時の快楽に身を委ね…。


遊びや仕事に追われる毎日が幸せなのでしょうか?
私達はいったい何のために生きているのでしょう?


インド独立の父と呼ばれるガンジーが、こんな言葉を残しています。
「明日死ぬと思って生きなさい。永遠に生きると思って学びなさい。」


独りよがりの思いではなく、この世の真理が無常であるということが分かれば、慈愛の心が自然と溢れ、ハッキリとした人生の目的が現れてきます。
知識として知るのではなく、智慧として身に付けるために学んで実践することが大切なのです。
一歩一歩階段を上るように進んでいくことで自分が高まっていくのです。
エレベーターが完成するのをいつまでも待っているような人は、同じところに留まっているだけで何の成長もありません。


本当の意味で真理を腑に落とさない限り、悩みというものは消えません。
腑に落とすためには、学んで実践し続ける…ということしかないのです。
明日死ぬと思って今を一生懸命に生きて実践し、永遠に生きると思って真理を学び続ける…。


世の中の平和を唱えながら自分は何もしないというのは、実のところ世間に愚痴を言っているだけの、ご都合主義に過ぎません。
この世は因縁で成り立っている世の中なのだから、自分の行動や発言が目の前の世界を作り出しているのです。


自分の人生を生きるというのは、好き勝手なことをするということではありません。
一日、10分でも15分でも良いから、自分を見つめ直す時間に当ててみて下さい。
真理を学んで実践を繰り返すということを、是非ともやってみて下さい。


知識が智慧に変わった時、初めて見えてくるものがあります。
いわれのない不安や恐怖というものも無くなります。
本当に平和で幸せな世界を生きたいのであれば…。


「明日死ぬと思って生きて下さい。永遠に生きると思って学んで下さい。」

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