エビデンス。 - ITコンサルティング全般 - 専門家プロファイル

井上 敦雄
アッツワークス株式会社 代表取締役 犬旅コンサルタント
ITコンサルタント

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閲覧数順 2024年05月10日更新

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IT業界で働くシステムエンジニアの皆様

アッツワークスの井上です。
おはようございます。

今日は、夏になるみたいですね。
激しすぎますね。

エビデンス。

エビデンスとは、証拠のことです。

10年位前に、あるプロジェクトで、必死こいて
「エビ、エビ、エビ、エビ」
と言い続けていたことを思い出します。

そのプロジェクトは、エビデンスを超重要視していた
んですよね。エビデンスが重要なのは当然ですが、
実際には、どのレベルまでエビデンスを残すのかは、
プロジェクトの方針によって変わってきます。

資金と時間に依存するからです。

たとえば、システム開発で言うと、

単体試験の細かい入力データまで残すのか、結果だけか。
結合試験の画面を1枚ずつ、全部キャプチャするのか、しないのか。

いろいろ分岐点はあります。

でも、後から、トラブルが起きたときに、いつでも、そこに戻って
原因を追究するために必要なエビデンスは残します。

試験データ、画面をキャプチャしたエクセルファイル、試験項目表など。
生命線です。


正当性を主張するためにも必要。
バグの原因を探るのにも必要。

それがエビデンスです。

ところが、昨日の、小保方さんの会見では、エビデンスが出ませんでした。
超!残念です。

200回もSTAP細胞ができたのであれば、そのエビデンスがだせるハズ。
画像を切り貼りしたのなら、切り貼りする前の画像があるハズ。

科学の世界なのに、空中戦でしたね。
エビデンスがない議論をしても、仕方ありません、よね。

それが今の日本の最先端の科学技術。
しかも、税金、税金、税金。

年間800億円も使っている、ということは、国民、ひとりあたり、
800円も提供している、ということになります、単純に。

同じ理系として、期待しているだけに、余計に残念な会見でした。

また、書きます。