稲垣史朗: パウダーイエロー　代表取締役　兼　チーフデザイナー; 神奈川県; 店舗インテリアデザイナー; この専門家に相談する; 0467-88-1981

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人生のターニングポイント！

2014-04-09 06:00

今回も私個人の“人生のターニングポイント”におけるお話しの続きです。

40年間に於けるデザイン人生の移り変わりは
大局的は大きく様変わりすることはありませんでした。

しかし、仕事の場面では常に試行錯誤とも言える状況化で物事を作り上げる判断と決断同時進行にして行かなければならない時間の連続でした。

世間ではどんな業界にも“流行”と言われるトレンドが存在していますが
私自身はトレンドを敢えて取り入れようとしたことは殆んどありませんでしたね～何故ならば自分の作りたいものがトレンドになる方が楽しいからでしょうね・・・
湘南に来てからの20年は常に、その様なモチベーションで過ごす時間でした。

実はこの世界に入るきっかけもほんの些細なことがきっかけだったと思います。
当時、会社を辞めた後は３カ月間は失業保険で生活をしておりましたが直ぐに時間は経過するものです。

そこで、生きる為に何をなすべきか？
その時に思うよりいち早く行動に出た結果が一人で出来るペンキ職人でした。
この職業に就いたことが、少年期に思っていた
建築関係で設計やデザインをしたいな～と
漠然に思っていた事が現在に繋がり以来仕事では浮気することなく
40年間もこの世界で活躍するとは思いもよる筈がありませんでした。

ペンキ職人～リフォーム～リ～ノベーション～家具デザイナーと移りゆく中で常に大事なことは “美意識” と ”基本の勉強” でした。
端的に言えば、
無の所から有の形を起す手段の設計図面とデザイン画が書ける事です！

日大の芸術学部卒・放送学科卒とは完全なる文科系でしたから～
20,30,40,50,60代と歳を重ねる日々が常に勉強の連続です。
ここで誤解をしない様に説明させて頂きますと！勉強とは“是即ち人生勉強”
建築やインテリア業界に留まらずどの業界にも通じるお話しです。

家具のデザインについては “湘南スタイル” を創りだした自信が
常に美意識を追求したいと言う思いで創作して出来た家具が当時もてはやされた
“芦屋マダム” や“ 白金マダム” の注目を集めご贔屓にして頂いた次第です。

しかし還暦も過ぎたころからは・・・
本当に自分の創りたい家具～それも“世界一美しい家具”と言う最高の美意識の下で
創ると言う情熱に向けて日々楽しく仕事をしております。

　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　2012年当時の作品
　　　　　　　写真はその意識化の下に創作していた頃の作品です。
　　　　　　　用途は限定すること無く使いたい方の自由発想です。