薪ストーブが以前より普及した4つの理由について・栃木県宇都宮市 - 新築住宅・注文住宅 - 専門家プロファイル

吉田 武志
有限会社 ヨシダクラフト 代表取締役社長
栃木県
建築家

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対象:住宅設計・構造

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薪ストーブが以前より普及した4つの理由について・栃木県宇都宮市

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薪ストーブは、一昔前は、富裕層や山小屋等で暮らす人の為の特殊な器具だというイメージがありました。

しかし、現在は以前よりは身近なモノになっています。

私が考える「薪ストーブが以前より普及した4つの理由」は以下です。

1.価格が手の届きやすいものになったこと。

2.デザイン性が高くなり、種類も豊富になったこと。

3.生活の中で火を見ることが無くなったこと

4.週休2日制が当たり前になったこと

ここでは、3と4について説明します。

IH化が進んでバーチャルな時間が年々多くなっている現在。

生活の中で火を見ることがなくなってきています。普通の人が、火を見るのはガスコンロくらいでしょう。

外で焚火をすると怒られる時代です。今の子供達は、火を見た経験が少ないのです。

そのような時代ですから、親が子供に「本物の火を見せたいから薪ストーブが欲しい」という気持ちになるのも分かります。

薪ストーブを体感するとよく分かりますが、薪ストーブは人間の原始的な五感に訴えかけてくる器具なのです。

五感とは、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚。

視覚:炎のゆらめきや炎の色

 聴覚:炎の音や、薪がパチパチと燃えている音

 触覚:炎の熱さ

 味覚:薪ストーブで焼いたピザや芋など

 嗅覚:鉄の焼けた匂い、煙の匂い


また、週休2日制が当たり前になったことも薪ストーブが増えたことにつながっています。薪を自分で作るのは時間がかかるのです。

薪になる木を確保して車で運び、薪ストーブに入る大きさにカットおくというのは嫌いな人には大変な重労働です。

週休2日程度の時間の余裕がある方でないと使い続けるのは、難しいと思います。薪の値段は、灯油よりも随分高いのです。

ですから、無料で継続的に手に入る状態にしておかないと、薪ストーブを使い続けるのは難しいです。


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