- 橘 凛保
- 社団法人橘流恕学アカデミー 理事長 講師
- 東京都
- マナー講師
対象:婚活
- 舘 智彦
- (しあわせ婚ナビゲーター)
1月20日は大寒でした
「寒の入り」は前回書いた通り「小寒」 からです
一年で最も寒い時期です
いつまでかというと
立春の前の日 つまり節分までです
「大寒」はそのちょうどその真ん中 一番寒い頃ですね
武道の世界では寒稽古が行われたり
「大寒禊」という水につかる神事も催されます
大寒の朝の水は1年間腐らないとされていて
酒・味噌・醤油などの仕込みを始めたりもします
寒さの中での行事や仕事は 身が引き締まりますね
我が家でも大寒の朝のお水を飲むのは
何となく習慣になっています
インフルエンザが猛威をふるうこの時期
体の中も清めたいですね
我が家では習慣ではありませんが
「大寒卵」を食べると言う話も聞きます
大寒から立春までの間の七十二候に
鶏始乳(にわとり はじめて にゅうす)
「鶏が卵を産み始める」という中国のことばに従った物でしょうか
日本ではこの時期の七十二候に
款冬華(ふきのはな さく)があります
そう言えば
昨日八百屋さんで蕗の薹を見つけました
寒いですが
すこしずつ春に近づいている兆しを感じて
なんだかうれしくなりました
私の手作りの雪兎です
日本文化を伝え「恕」の精神を科学的に紐解く
恕学マナー講師 橘 凛保(たちばな りほ)